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                    折々の俳句    



     
2024年6月2日
 ウシガエル 水面揺るがし 空白む  
2024年4月30日    連れられて 息子と眺む 遅ざくら   八東町にて
 2024年4月30日   イワヒバリ 我が先を行く 単独行
   (戸隠山を眺めて昔を思い出した)
 
 2024年2月20日  匂い立つ 川原の草に 春一番   
 2024年2月14日  バス降りる ランドセルよ 山笑う  
 2024年2月14日  ぶらりバス 空・風・光 春はそこ   
 2024年1月14日  アオバトの 水飲み来たる 凍る池   
2024年1月6日   ご神木 ひよどり来たり 良き六日  
 2023年12月9日  冬朝日 仏間に座り 子の供養   
 2023年11月9日  ゆれる葉よ 冬の玄関 風もなく   立冬
2023年10月15日   秋の果の 庭になりしと 文もあり  高校時代の友より柿とすだちが届いた
2023年10月4日   植込みの 揺れる一葉に さす秋日  
2023年10月3日   また一人 新たな医者に 会う夜長  
 2023年8日29日  雑草の 波うつ堤防 雲の峰   
2023年8日26日   夏雷や 三脚忘れ 去る川原  
  2023年8日26日  汗ぬぐい ふと見上げれば 銀杏に実   
 2023年8月10日   新涼や 朝の冷気に また寝入り  
 2023年2月4日  立春よ 癌に抗い 抜ける髪  
 2023年1月2日  雑煮あと コーヒーの香の 心地よさ
 
 2022年12月31日  
 年を越す 時空の瞬時 吾を変え

 花ちから 酷寒となり なお強く 

 2022年11月 3日

          5日

         13日

         16日

         20日

         22日
 オカリナに映る笑顔よ 秋白し

 屋根と屋根 小さき空間 照るもみじ

 自分らしく 泣き笑ろうてや 花野行く

 燃える葉を 散らして銀杏(いちょう )天を刺す

 苔むす大樹を 覆うもみじや 圧巻

 秋雨来し 癌をむかえる 覚悟せん
  オカリナ発表会の直前に





 

 

 がん手術入院の前日
2022年10月 27日

         20日
 病みそめし 吾に薫りくる 金木犀

 癌だった・・銀杏(ギンナン)拾い 宙(そら)をみる
 服部緑地公園にて

 同・公園にて
  「清風句会」
 2021年 3月 9日  きつつきの ドラミングを聞く 春の夕

 わが皿を そっと子にやる 春いちご

 鳥追えば 行く手を阻む しだれ梅



  予選
 
  互選1





       2月12日   羽繕う 鴨のだんらん 春隣り

 寝返りて 風巻(シマキ)の音や 夢うつつ

 店先に タラの芽並ぶ 山遠し
 
 2021年 1月12日  冬ぬくし 古民家横の竹ぼうき

 氷点下 終活励む 家居かな

 「会いたい」と九割がたの 年賀状

 氷る池 茶枯れの葦と 鷺一羽
 予選&互選3






2020年12月 8日   母見舞う 仕事帰りの冬北斗

 鴛鴦(おしどり)や 十二単衣の みやび羽

 渡り鳥 精魂尽きて さまよう野

 くちばしの 先に秋の実 鳥冥利
 





 互選2
     11月10日   おしどりの 池面をすべる 昼下がり

 戯れの 一葉一葉に 照る秋日

 医者通いが 生活リズム 蚯蚓(ミミズ)鳴く

 津の風よ 瀬音にひびく 帰りみち
 

 互選1

 互選1

 予選 「津の風」=夏の季語?
       9月 9日  草いきれ つばめ飛び交う 休耕田

 田の風や 雲香さらさら 鳥帰る

 母に似て 遠き山なみ 赤とんぼ

 春暁や 送電線の つづく土手
   



 互選4


      8月11日  夏木立 少年野球を 見守れり

 行合の空 消ゆる旅の夢
 
 草むらへ 踏み込む足に 蟻一匹

 今日は掃除日 仕上げに薔薇一輪
 入選

 「行合の空」=晩夏。下に夏のの雲、
 上は秋の青空が同居している状態


 互選1
      6月 9日   LCC リュック一つで 梅雨紀行

 申し訳に 小さく咲いたり 鉢あじさい

 店先の 消毒液と 夏のれん

 ほととぎす 鳴き越し方に やまの雨
 互選1



 互選3

     5月25日   筍の 泥の皮はぐ 子らの指

 春雷や おどろおどろし 樹々の声

 公園の 家族テントよ 若葉風

 野崎路へ やまどり棲みし 竹林へ
 
       4月14日  両翼を V字にチュウヒ 比良八講

 シマフクロウ 凍れる闇に ツイと降り

 堤防の ペダルを追うや 春の月

 暮れなんと 河原茫洋 キジの声


 筍を 焦がし醤油で 一人飲む
 入選

 互選2

 互選1

 互選1


      4月 5日  桜並木 マスクの波を 見下ろしぬ

 コロナ騒ぎ 知らずや庭の ゆきやなぎ

 峠越え サイクリングに  風光る

 花冷えの 樹下で詠ずる 律詩吟
 
       3月10日  雨宿り 東屋に来る 春の鳥

 春愁や コロナ感染 ひた走る

 ぬかるみの 端に足跡 青き踏む

 橋の上 ペダル踏みこむ 春一番  
 
       2月11日  今日の風 話がしたい 梅ふふむ

 歩を止めて 目線の先に 笹子鳴く

 オリオン座 ぼやけて揺らぐ 露天風呂

 留守がちの 庭に一輪 春隣り
 互選1 「梅ふふむ」=ふっくらした蕾状態





 互選1
       1月23日  歩を止めて 笹鳴きの揺れ 追う目線

 冬の月 のそっと昇り わぁ、大きい!

 鵺(ヌエ)の声 森をすり抜け 冬銀河

 宿木のレンジャク探す 奈良大路

 
 
 
 互選1

 予選

 互選1

 2019年12月18日  
 冬来たり オオワシ来たる 湖北の山

  コハクチョウ 波間をすべる 風静か

 木道の 杭に被せし 冬帽子

 冬日射す 頭と見紛う 奇岩群
 
      11月26日  生きてきて 今ここにあり 紅葉燃ゆ
 
 キャンパスに 銀輪溢る 文化祭

 今昔の 待兼山や 秋惜しむ

 学園カフェ テラスの風と 草もみじ 
 互選1





 互選2
      10月26日  ネット更新 降り出す雨の 夜長かな

 やせ尾根の 裏六甲を 秋一人

 とうふ白菜 たっぷり入れて 一人鍋

 鳥追えば 鵜殿は暮れて 秋の風
 
      10月 8日  空と海 祀る大岩 秋の寺

 城高く 堀川青し 秋来たる

 夕餉終え 月見に集う 子らの声

 大空へ 意のまま伸びる(縦横無尽) 大紅葉
 
       9月 9日   図書館の冷房 司馬全集の魅

 宮古の山林 アカショウビンの声

 霊場めぐり 岩の座像に 秋の雨

 新涼や 体細胞の 生きかえり
 



 互選1

 予選
       9月 1日   電線工事 人が揺れてる 空高し

 一筋の ひこうき雲よ 盆帰り

 霧ながれ 鷲飛び出せり 伊吹山

 暑さと涼 せめぎ合いつつ 稲の波
  互選1






       8月13日  檜扇や 風を誘いて 京祭り
 
 初夏の空 鷹の飛翔の 羽透け

 花火よ行け 宇宙の果ては どんなとこ?

 ひめさゆり 落ちる雫と ゆれる蕊(しべ) 
 予選

 互選1

 


       8月 4日  昨日今日 越えつ戻りつ 夏銀河

 石垣の 角度と重量 夏の雷

 ビル谷間 窓の灯ボーと 梅雨夕暮

 フォークソング 夏風に乗れ ひとすじに
 




 互選1
      7月 9日  飛行機の 音のみ過ぎる 梅雨さなか

 庭自慢の 父が遺した 泰山木

 梅雨嵐 いつもの道に 足取られ

 雨しきり 琵琶の実はみ出 垣根越し 
  互選1






      6月27日
 (淡路島へ吟行旅行)

 風音に 早苗おびえる 嵐まえ

 梅雨入りとて 明石の海の 波黒く

 けぶる海 思いのたけの 夏風車

 古小鉢 母のおもかげ 夏涼し
 互選2

 互選2

 互選2

 互選1 席題 「小鉢」
      6月11日   木道の そこここ朽ちて 水芭蕉

 五月雨し 凪願い待つ 離党船

 朝卓に あじさいを生けし 割烹着

 涙みせじと 横向きに汗を拭く人
 予選





 互選1
      5月14日  山々の 濃淡を越え 鳥渡る

 地表1m 春霞ゆるり 尾根を這う

 山頂は 光の海よ 青き踏む

 演習林 奥へ奥へと 春の鹿
 互選1

 

 互選1

 予選&互選1
      4月 9日  窯跡に 寄り添うさくら 山は黙

 くろもじの 若芽のびやか 空を吸う

 
 止々呂美の 山路の友や 春すみれ

 手のしわの 深くなりけり おぼろ月 
 互選3

 入選



 入選
      4月 7日   夜目に白 ふと立ち尽くす ゆきやなぎ

 秒針を見つつ髪梳く 新入生

 親を呼ぶ 巣立ちの雛や 水ぬるむ


 宙見据え 令和をなぞる 春の緑
 予選

 入選

 互選1

 
      3月22日  うぐいすの 眉斑光らせ 歌う朝

 親を呼ぶ 柔きくちばし 巣立ち雛

 金剛の 山肌淡し なごり雪

 春霞 笛の音透る 三角点
   
 互選1 

 

 予選&互選1

 予選

      3月12日   窓辺へと並びお辞儀の シクラメン

 雨止みぬ 春の雲海 山の朝

 古民家や 春待ち顔の 鳥が二羽

 サイクリング 視界の端に はこべ萌ゆ
 



 互選1

 予選
 2月28日  (城崎温泉へ吟行旅行)

 芽柳の 小枝の先や 大師山

 見下ろせば 川から海へ 春の靄

 湯めぐりの 下駄は春音 道祖伸

 せこ蟹で 地酒談義を 宵どおし
 
 

 互選1

 互選1

 予選&互選2

 互選1
     2月12日   風ゆれる 白き花かや 否、枯れ葉

 冬の木道 鳥待つカメラ 無心

 鐘の音 柏手の音 初空へ

 空と雲 冬日移りて 山に影
 
      1月 7日  八十路なる 先輩と拍手 初はるかな

 初もうで 小吉に託す わが決意

 まぶしきや 五感で受けん 明の春

 語り明かし あおぐ初日や 鳩の群れ
 互選1

 互選3
 2018年12月11日   リハビリ待ち じっと膝見る 冬の朝

 外出を 戸口で迷う 初しぐれ

 山茶花の 降り散る中を 鳥遊ぶ

 西高東低予報 今夜は鍋
 

 互選1

 

 互選1
      11月13日  また来んと 見上げし滝や 薄もみじ

 もみじ道 一葉一葉の グラデーション

 箕面滝 荒れ跡を抱く 春思かな

 倒木を 覆う山茶花 白く映ゆ
 
      11月10日  曼殊沙華に 止まる一羽を 待つカメラマン

 空よ雲よ 湧き出て旋回 タカ柱

 秋寒や カーテン引きて ひと心地

 カレンダー めくりて秋ぞ なお深し
 
      10月27日  撮れぬまま 暮れていずこか 秋の鳥

 オカリナの 音色ながるる 秋の空

 外国語で にぎわいし城 秋暮れぬ

 散りゆきて 残るは一輪 桔梗花
 
      10月9日  月白や 寝床に落つる 木々の影

 あさぎまだら 透ける翅模様 秋の風

 矯声を 空が吸い込む 運動会

 薄布団 足先より目覚む 朝寒し
 予選



 互選1


      9月26日  墓文字も 人声も消す 山の霧

 秋彼岸 水汲む音や 山の墓地

 金木犀 香り来てうれし 一人ジョグ

 夕暮れを 滑るケーブル 薄もみじ
 
      9月11日   寝苦しき 遠くにひびく 花火音

 平穏を 吹き飛ばし去る 台風禍

 風の波 稲穂の波に はしゃぐ子等

 空も風も 心も変えて 秋来たる


 互選1



 互選3
      8月14日  冥界へ 旅立つ人や 蝉の声

 図書館で ページ繰る音 夏の午後

 溢れ出る 勢を制する 祇園鉾

 読破せし ギリシャ神話や 夏の宵
  互選1


      7月10日  里帰り 寝ござの香り 子ら遊ぶ

 嵐去り わが影見つめ 夏の海

 夏鳥や 渓流かすめ 飛び去りぬ

 急入院 足音せわし 風青し
 
      5月 8日  お参り終え 姉と語らう 墓地階段

 廃屋に 咲き誇りたる 花蘇芳(すおう)

 川向う 走る車の 陽炎いて
 
 山中の 道しるべとす 山法師
 

 予選

 互選1

 互選1
 「さざんか俳句会」   
 2018年 1月18日

          19日
  蝋梅や 戯むる鳥の 目が光り

 登り来て 眼下に春の 大阪平野
(〇互選) 大阪城にて

 箕面・六箇山頂にて」
  2018年 2月27日  風光る 背割りの堤 サイクリング
 木曽三川合流点にて
        4月18日   ブランコや 子の様子見て 背中押す (〇互選) 席題「ブランコ」
        5月16日
 道迷い 戻りしそこに やまぼうし 

 山法師 多くを言はぬ 母に似て

 ぬかるみに 光る一輪 山法師
 
 風を読み 穴子船出す 明石沖

 木々揺らす 太鼓の周波 穴子寿司

 鰻より 以上も以下も無し 穴子寿司

 湖西線 エリ見えて来し 夏霞




(〇互選) お題 「山法師」



(〇互選) お題 「穴子」




 
 席題 「夏霞」
        6月20日  参拝路 松葉落ち行く 苔の花

 苔の花 松(幹)を抱きし(覆いし) 母のごと

 雨含み 陽に輝けり 苔の花

 蛞蝓の 這い跡光る 植木鉢
 お題 「苔の花」





 お題 「蛞蝓(なめくじ)」
        8月15日  青春の 悔いをひそめて 桐一葉

 百万の 情がうごめく 大文字

 遍路道 友と奇遇の 接待所
         お題「桐一葉」

 (〇互選) お題「大文字」

 (〇互選) 席題「接待」
       9月19日  大鍋の まゝで食卓 衣被

 老母出す 芋煮の湯気よ 子に戻り

 古民家の 十六夜月に 影二つ

 ハイキング 帰りの車窓 十三夜

 せはしなく 田を飛び交ひて 燕去ぬ
  お題「芋」



 お題「月」


 
 (〇互選) 席題「帰燕」
      10月17日   子を追って カメラの群れも 徒競争   お題「運動会」
      11月21日  初霜や ガラス戸越しの 庭景色
 
 炊き立ての湯気 新海苔の香の朝餉
 お題「初霜」

 お題「新海苔」

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