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2003年8月1日〜3日 
後立山連峰縦(単独行)

扇沢〜種池小屋〜針の木岳など
2003年10月11日 
大山登山

'(バスツアー)
2003年10月26日 
曽爾高原
(京都XCスキー主催)

2003年11月16日(日) 
(関西百名山)弥仙山
(バスツアー
2003年12月23日
亀岡〜高槻25kmウオーク
(京都XCスキー主催)
 
2004年8月4日4〜7日
白馬・雪倉・朝日岳縦走
(ゆきうさぎ主催) 
2004.8/31〜9/4
烏帽子岳・水晶岳・赤牛岳
(ゆきうさぎ主催)
2004.9月13日〜15日
前穂高岳〜奥穂高岳
(個人山行)
 
2005年4月26日 
金糞岳

(毎日登山・バスツアー)
2006年6月2日(金) 
岩湧山
(個人山行
2006年7月22日(土) 
裏六甲・赤子谷〜座頭谷
(山歩楽会参加)
2006年8月3日〜4日
富士登山
(バスツアー利用)
2006年8月19日
三宮〜六甲山頂〜宝塚
トレーニング山行
 
2006年8月27日〜30日
焼岳・笠ケ岳
(個人山行)
2006年10月14日(土)
金剛山ハイキング
探鳥会
参加)
2007年6月25日(月)
 須磨アルプス
(単独行)
2007年7月8日(日)
沓掛山⇒みすぎ山
(市民ハイキング参加)
2007年7月22日(日)
比良山
(京都支部探鳥会)
2007年7月27日〜29日
室堂・薬師岳・太郎平・折立

(単独行)
2007年9月15日(土)
中山寺〜
中山山頂⇒満願寺
(単独行)
2007年9月20日〜23日
新穂高・黒部五郎岳・折立

(単独行)
2009年11月15日
笠置山の紅葉と巨石

市民ハイキング
2010年4月18日
天王山・柳谷観音・長岡天満宮
市民ハイキング
2010年5月29日
中山駅〜中山山頂〜山本駅
トレーニング山行
2010年5月30日
 保久良神社・六甲山頂・宝塚
トレーニング山行 
2010年6月7日〜9日
 奥飛騨トレッキング
市民ハイキング・夏山登山
2010年7月17日
ブラリいい旅・西国街道 
市民ウオーク

2010年7月31日
宝塚〜六甲山頂〜有馬
トレーニング山行
 
2010年8月22日(日)
 
谷川岳
(単独行)
 
2010年10月7日
宝塚〜六甲山頂〜芦屋川
トレーニング山行
  
2010年11月3日(水)
大峰山・稲村ケ岳
(単独行)
  
 2011年2月20日
雄岡山・雌岡山
市民ハイキング
2011年3月2日
宝塚〜六甲山頂〜保久良神社
トレーニング山行
 
2011年3月6日
紀見峠〜金剛山〜ロープウエイ
トレーニング山行
 
2011年5月17日
岡本〜六甲山頂〜宝塚
トレーニング山行
 
2011年6月5日
紀見峠〜金剛山〜伏見峠下山
トレーニング山行
 
 2011年6月13日
日生中央〜多田銀山〜静思館
北摂の山を楽しむ会
 
2011年7月14日
宝塚〜六甲山頂〜芦屋川
トレーニング山行
2011年7月23日
芦屋川〜六甲山頂〜宝塚 
トレーニング山行
2011年7月29日〜30日
 谷川岳リベンジならず
豪雨で中止
 2011年8月13日
須磨アルプス
完歩できず
2011年8月14日
須磨アルプス
連続アタックも完歩できず
2011年9月10日(土)
谷川岳(単独行)
余裕のリベンジ
2011年9月25日
須磨アルプス
3度目の正直
 
 2011年11月8日
菊水山〜市ケ原〜三宮
探鳥ならずハイキング
2011年12月11日
山本〜中山山頂〜中山寺
逆コース縦走 
  2017年6月13日
金勝アルプス(湖南)
(単独行) 
2018年2月18日
箕面・六箇山
単独行
 
2018年3月12日
大岩岳〜千刈ダム〜道場駅
北摂の山を楽しむ会
2018年5月14日
摩耶山〜長峰山
北摂の山を楽しむ会
2018年9月24日
六甲・シュラインロード
北摂の山を楽しむ会
 

 登山は私の原点。若いころからずっと山に親しんできた。最初は団体に参加し単純に楽しんでいたが、かなり早い段階で一人歩き
 に興味が出てきた。自分で決めたコースを、自分の力で、予定通り踏破し、目標の山頂に到達する、その達成感に酔いしれた。
 常に付きまとう不安感、しかしそれ以上に達成感の魅力が私を惹き込んだ。
 数えきれないほどの登山・ハイキングをし、手書きの記録を残していたが、その多くは数年前に処分してしまった。今回CDなどを見 直して復元してみたが、それ以前のものは記憶さえも定かでない。
 元々百名山志向ではなかったが、今数えればほゞ60山近くになるようだ。関西百名山に関しては75山位だろうか。一時かなりハ  ードな 山岳会に参加して片っ端から関西の山を登破した頃があった。同時にマラソン、XCスキーの分野にも魅せられて、私は日 々自分の思  いのままに突き進んでいた。

 (平成9年)

1997年8月31日 修験業山〜三峰山(ベル山岳会)
 
 

1997年9月7日 (鈴鹿山系)藤原岳(ベル山岳会)
  

1997年9月12日〜14日 北アルプス・甲斐駒ヶ岳(ベル山岳会)
 

1997年9月28日 千ケ峰(ベル山岳会) 

1997年10月5日 桑谷山(ベル山岳会)
 

1997年10月10日〜11日 熊野本宮→玉置山 (キャンプ山行)(ベル山岳会)
   

1997年11月3日〜4日 牛廻山(キャンプ山行)(ベル山岳会)
   

1997年11月30日 (湖南)金勝アルプス(よもぎの会)
  

1997年12月8日 (鈴鹿山系)鞍掛橋〜鈴北岳〜三国岳(ベル山岳会)
   
 

1997年12月15日 父鬼〜七越峠〜桧原越え〜槇尾山(ベル山岳会)
   

1997年12月21日 (湖北)己高山・923m(ベル山岳会)
  
(平成10年)

1998年2月1日  有馬四十八滝(ベル山岳会)

1998年2月11日 三国岳〜鯖街道〜桑原(ベル山岳会)
 

1989年2月22日 天ケ森〜焼杉岳(ベル山岳会)

1998年3月1日 高見山(ベル山岳会)

1998年3月22日 桑谷山(ベル山岳会)

1998年3月29日 明石海峡大橋開通記念マラソン参加(新大阪走友会)
   
1998年4月12日 天和山〜栃尾山(ベル山岳会)

1998年4月19日 栗ノ木岳〜修験業山(ベル山岳会)

1998年5月3日〜4日 大峰山奥駈(ベル山岳会)
     

  
1998年5月10日 (京都北山)小野村割岳(ベル山岳会) 
  

1998年5月24日 経ケ岳〜三国岳 

1998年6月3日〜6日 (九州)久住連山(よもぎ主催)
    

1998年6月28日 天狗倉山〜武士ケ峰〜乗鞍岳(ベル山岳会) 
 

1998年7月5日 大滝山〜三峰山(ベル山岳会)

1998年8月2日 (比良山系)坊村〜シャクシコバ〜堂満岳(ベル山岳会)
  

1998年8月14日〜16日 新穂高〜槍ヶ岳〜(蝶ケ岳・常念岳を中止)〜上高地(ベル山岳会)
    

 槍ヶ岳の肩の小屋で1泊した夜、大地震があり、帰りの道は封鎖されて蝶ケ岳・常念岳を断念し、指示された槍沢道を黙々と歩いて上  高地へ下山した。

1998年9月6日 (鈴鹿山系)宮指路岳〜仏ケ岳(ベル山岳会)

1998年9月20日 局ケ岳(ベル山岳会)

(平成12年〜)

2000年8月14日〜15日 淡路島一周リレーマラソン(武庫川スポーツクラブ主催)

   

2000年8月28日〜29日 神鍋マラソン大会(新大阪走友会の仲間と)
  

2000年10月8日〜12日 屋久島〜鹿児島・開聞岳(ベル山岳会)


    

2002年7月20日〜23日 上高地〜槍ヶ岳〜常念岳〜蝶ケ岳

2002年11月1日〜3日 (四国)石鎚山〜瓶ケ森山(京都XCスキー主催)

2003年5月16日〜17日(九州)祖母山(ハイキングクラブよもぎ主催)



2003年8月1日〜3日 後立山連峰縦走(単独行)
              

新大阪7:40→12:03信濃大町12:40→13:30扇沢→14:30ケルン→17:00種池小屋()

いつになれば梅雨が明けるのやら、やきもきしながら週間予報を見ていた。お天気が誘ってくれるまで待つしかないと、7月19日の予定を変更し、やっと晴れマークが続きだした8月1日に出発した。
一人旅ならではのこの気楽さ。最近一人で山に入ることが増えてきた。
安価な夜行バスもいいけど、60歳になった記念にJRのジパングという特割切符のほうが帰りの時間を自由に選べて、3割引と超お得。というわけで、今回はJRを使用。
松本から大糸線に乗り継いで、ふと横の若者を見たら、先の特急で隣り合わせた男の子。「あら、又一緒になったわね。」から会話が始まった。聞くと、八方尾根へスキーのトレーニングに行くと言う。フィッシャーのスポンサーがついている、「京都スキー連盟」所属の 「水野 厚」さん。その方面では知らない人はいないでしょうね、と彼は言っていた。ひょっとしたらすごい人にあったのかもしれないと、私は内心どきどき。どなたか彼をご存知でしょうか? そんな人を向うに回して、私はいっぱしのスキーヤーの振りをしてテレマークスキーを語っていた。(はずかしい!)
信濃大町から扇沢までバスで30分。いっきにカンカン照りとなった夏空に汗しながら、登山口に立った。今日の予定は柏原新道を稜線の種池小屋まで上がるだけ。午後の出発で十分と思ったが、私のほかに人の気配なし。結構ポピュラーなコースなのに・・・。
それにしても久しぶりの山の空気、緑、静寂・・・やっぱりいいなぁ。 でもいきなりの上り坂は少しつらい。「うん・・? 去年より体力落ちたかな?」50台後半から年々体力低下の脅迫観念に悩まされる。山からのリタイヤは何歳くらいになるのだろう。コースタイムより遅くなったら絵描き山行に転向しよう、等など。
やっと数組のグループに追いつき、また下山する人たちとすれ違いだした。前方から「お一人ですか?」と下山者のリーダーらしき人。「この先で一人歩きの若い女性が足をくじいて坐っている。小屋までサポートしてあげてもらえませんか?」と頼まれてしまった。
しばらく行くとその女性は道端の石に腰掛けていた。
聞くと、今日から3ヶ月間、種池小屋でアルバイトをする予定だという。大学生のような、美人の女の子だ。登山道に入ってすぐ足をくじいたそうだ。おまけに履いているバスケシューズの底が剥がれ、歩きにくそう。私は持っていた2本のストックを彼女に貸し、ゆっくり上がって来るように言った。そして私はできるだけ速く小屋へ着き、助けの人を仕向けるからと言い置いて、先を急いだ。
尾根までひたすら登り続けるコースは思いの外きつく、日頃、不整脈に悩まされている心臓が気になった。
いつの間にか、回りは午前中の晴天から一変して、ガスにスッポリ覆われていた。
彼女と会ってから2時間余、やっとなだらかな、広々した場所に出た。稜線が近いのを感じた。休憩している人が、小屋はこのすぐ上だと教えてくれた。
小屋は超満員だった。私は興奮気味に受付に行き、彼女のことを伝えた。小屋の人は礼を言い、冷たい缶ビールを1本くれた。遅い順番の夕食の席で、やっと彼女が到着し、2本のストックを返してもらった。外はガスと夕暮れで暗闇と化していた。

82()

種池小屋→岩小屋沢岳→新越山荘→鳴沢岳→赤沢岳→昼食→スバリ岳→針の木岳→針の木小屋(泊)
6:30
     7:45       8:25  9:15  10:15 11:40迄 12:35 13:3514:15  15:00


山小屋の朝は早い。幸い天気は良さそう。今日は今回の山行では一番長い行程だ。約7時間半。どう計算しても山小屋の位置が中途半端で、大事をとって3泊の日程とした。以前の私なら2泊の強行軍にしたいところだが・・。朝一番足はやたら重かった。前後の人も同じように重い足取りだった。しかし、うそのように立山・剣が目近に見えるのは感動だった。東に鹿島槍が威風堂々と聳える様はさらに脳裏に焼き付いた。爺ケ岳もりっぱだ。白馬のとんがりも見える。
稜線歩きといっても一つ一つの山の間隔は約1時間。UP・DOWNの繰り返しはやはりきつい。鳴沢岳から黒部湖が眼下に見え出した。赤沢岳を過ぎた辺りから少しずつガスが出始めた。スバリ岳へは距離も長く、緊張の岩場が多い。少し風も出てきた。朝食が早かった分、お腹も空いてきた。頂上はガスに覆われて見えない。ちょうど鞍部になった岩陰に風を避けてコンロを置ける、ゆったりスペースがあった。ここから前方は急な上り坂だ。朝追いつ追われつした顔馴染みはいつの間にか後方に離れてしまった。ここで昼食だなと思った。
1110、持参のパン・きゅうり・ハム・チーズ・味噌汁と嬉しくなるランチタイム。最後に大福と熱いコーヒーを飲むと、俄然エネルギー充満。昨日・今日、体調が今一だったのがやっと本調子が出てきた感じ。おまけに荷物も少し軽くなった。            
1140、前方のスバリ岳頂上へ向けて出発。急坂がうそのように平気。所々ガレた斜面にコマクサが見える。一つを見つけるとそれまで隠れていたように一斉に顔を出す。
いよいよガスが濃くなり、更にUP・DOWNを繰り返してスバリ岳に到着。でも、何も見えない・・・。とりあえず傍の人に頼んで、標識を入れての証拠写真を1枚。晴れていたらすばらしい展望なのに、と残念。
残るは針の木岳。本日の、いや今回の山行のメイン。ずっと針の木岳に憧れていた。いろいろな所から臨んだ時の立派な山容、「あれは?」「針の木岳ですよ」と何度繰り返したことか・・・。10数年前、白馬岳から後立山連邦をつなぎ、爺ケ岳まで行って柏原新道を下った。だから今回はその柏原新道を登って針の木岳に繋げたかった。更にその先、明日の行程が蓮華岳から北葛岳・船窪小屋までとなる。次回には烏帽子岳〜野口五郎岳〜水晶岳へと足を伸ばしたい。ほんと行けば行く程行きたい山が増えるのだ。
50分で針の木岳に到着。ガスの中、頂上だけは明るく陽が差し込んでいる。時折ガスが流れて一瞬遠くの山並みが見える。見える山並みが次々と移動していく。幻想的な風景だ。
数グループがくつろいでいる。下の針の木小屋からピストンで上がってくる人もいて賑やかだ。この調子なら小屋に着くのは2時過ぎかな?一緒に飲む友達がいれば、早く着くのもいいが、一人旅なら目いっぱい山にいる方がいい。しばらくここで休んで行こうと決めた。或いはガスが切れて展望が望めるかもしれないし・・・。もう一度コンロを出しコーヒーを飲み、地図を広げて明日の行程などに思いを馳せた。約40分日向ぼっこをしてからゆっくり小屋に降りた。途中、今を盛りに種々の花が咲き競っているのを楽しんだ。この時期花の美しさは最高だ。
小屋に着き、ふと靴を見た。「汚いなぁ、まったく・・」と我ながら苦笑ものと見ながら、目が凍りついた。底が剥がれている!! もう片方は? 同じく!思わず傍の人に「どうしよう」と言った。親切な人がテープをくれた。そのテープで靴をぐるぐる巻いて底を固定した。
小屋は超過密の布団1枚に3人を強いられた。しかし私はそんなことより、靴のため明日の予定を切り上げて下山しなければならないのに暗澹としていた。ひどく落ち込み、半ば放心状態。
「何故気が付かなかったのだろう。今朝はどうだったか?」考えても仕方ないこと。その日は割り当てられた自分の場所で誰ともしゃべらずにじっと目を閉じて朝を待った。

8月3日()

針の木小屋→蓮華岳往復→小屋→針の木雪渓→大沢小屋→扇沢
 500   6:007:30 830       1025  1115

未明からざわついた。早発ちの人、ご来光を頂上で見る人、と過密状態の小屋から一刻も早く出たい人が多かった。私は昨夜早くに横になり、目が冴えていた。しかしもう早く起きる必要はどこにもない。今日は雪渓を下るのみだ。自分の不注意に自暴自棄状態。
しかし、誰かが「今日は天気最高だな」と言っている。私は、「せめて小屋から蓮華岳の写真だけでも撮っておこうか」と思いかけて、急に、「蓮華岳くらい登れるかも知れない」と思った。
往復1時間半くらいのピストンならなんとかなるのでは・・・。胸がはずんだ。昨夜からの重い心が明るくはじけた。
日の出直後のまだ白々とした空に、朝の空気が流れている。先を行く人が点々と見える。私は2本のストックにできる限り体重を預けて、靴に負担が掛からないよう、蓮華岳の頂上に向かった。
昨夜十分に休めた足は軽く、またたく間になだらかな稜線に出た。コマクサがあちこちに咲いている。振り返ると昨日ガスで見えなかった針の木岳が大きく立ちはだかっている。
頂上へは更に先のピークへと歩を進める。広い高原を思わせる稜線は風が強く、しかし歩は軽い。
幾人かが点在する頂上は、まさしく360度の展望。槍ケ岳から穂高連峰・燕岳、薬師岳から立山連峰、水晶・赤牛岳、白馬からの後立山連峰の面々。列挙すればきりがない。
眺めても、眺めても、見飽きない山々の顔・・・。「来て、良かった!」このひと時を得て、私は満足だと思った。これで充ち足りて下山できる・・・。
小屋へ戻り、自前の遅い朝食を取った。明日の下山までの非常食を用意していたから、食料はたっぷりあった。
靴は何とかなりそうだった。雪渓だからアイゼンを付ければ、幾らかましだろう。
あっという間に日が昇り、この夏の最高気温を記録して、日本三大雪渓の一つというこの針の木雪渓、照り返しの暑さは尋常でなく、またコースも決して生易しくはなかった。
扇沢に着いてテープの切れかけた靴底を補強し、信濃大町駅の近くの靴屋で安いサンダルを買って帰途に付いた。山へ行く時は必ず靴の点検を。貴重な体験をした山行だった。

2003年8月14日〜17日 佐渡島を一周サイクリング(京都XCスキークラブ主催)

この計画も素晴らしかった。雨の多かった今夏、私たちの行程を選んだように晴れて、気温も熱射を避けてさわやかに推移。太古の火山活動を表わす荒々しい海岸線、歴史を語る社寺の古建物、時代に翻弄されつつも、たおやかに生き続けた島人の心意気・・・、初めての佐渡島、感ずるところが多かった。


2003年10月11日 大山登山(バスツアー)

 友達に誘われて、3年ぶりに大山ハイキングに行った。前回同様夏道の往復。
危ぶまれた天気も、珍しく日本海側のほうが晴れ。バス4台で合計240名の大パーテイ。大方が高年者だが、足に自信の先頭集団は意外にハイペース。わずか2時間で頂上小屋に到着。最初から最後までずぅっと階段ずくめなの
には少々閉口する。前回もそうだったかな?
途中6合目辺りではナナカマドの見事な赤。しかし全般に今年の紅葉は良くない。
木道を歩く頂上は最も大山らしい雰囲気で高原状の広々感は元気を倍増してくれる。熱いコーヒーに梨・柿を頬張り、ロープで通行止めの剣ケ峰への尾根道を見つめる。通行止めになって久しいが、一度は歩いて見たかった・・・。
一休みして下山にかかる頃、ガスが押し寄せてきて急に寒くなってきた。遅れ組みが続々上がってくるけれど、視界は悪くなるばかり。登り以上にこたえる階段をゆっくり下山すると下は良く晴れて、夕日が美しい。
帰りのバスは持参のお酒やワインでひとしきり盛り上がり、いつもどおりに一丁出来上がり!


北壁→白い岩肌が遠目に   頂上小屋周辺は高原状。    「ラクダの背」を経て剣ケ峰へ。   6合目辺りナナカマドの実が
雪のよう。            木道が傾き歩きにくい。      危険な縦走コース。         真っ赤に熟れていた。



2003年10月18日  中山縦走(単独行)

 
朝起きて、余りの好天気にじっとして居れず、最も簡単に行ける、清荒神〜中山山頂〜満願寺への縦走を思い立っ た。 リュックにはいつでも行ける様に一通りのものが入っている。
 駅で巻寿司を1本買い、清荒神への参道を抜け、山へと出発。 
 中山奥の院から最高峰まで約1時間半。ちょうど12時と腹時計も一致してお寿司を頬張る。秋の風が心地いい。
 以前ここから十万の辻へ下り、武田尾へ出て、それから廃線を伝って宝塚まで、延々と歩いたことを思い出す。そ  れに比べれば満願寺までの縦走はいたって簡単。
 しっかりと整備された道を行くと鉄塔が現れ、きちんと柵がめぐらされている。前に来たのはいつ頃だったか、この  ように物々しく柵で囲ってはいなかったと思う。道路際の萩が愛らしく咲き、
ススキが優しく揺れている。眼下には雲 雀ケ丘の家並みが広がっている。以前の山火事の後が生々しく、焼けた後の数年間に新しい草木が勢いよく伸び  出して生命力を誇示している。
 やがて道は終盤の滑りやすい岩肌につながり、少しく緊張して下ると突然住宅街に出る。最も簡単ながらもそれな  りに十分楽しめる4時間ばかりのコースだ。



2003年10月26日 曽爾高原(京都XCスキークラブ主催)

 難波8:11→鶴橋9:25→名張10:30→12:30中太郎生→亀山14:00→15:00二本ボソ→ファームセンター→名張 
 
名張の駅はもうお馴染み。バスが満員になるのも承知。今日のメンバーが4人であれば、少し割高だけれど時間と快適さの面でタクシーの利用が断然お得。・・・と思っていたら、さすがリーダー、ちゃんとタクシーを頼んでいた。
秋晴れの山路を歩き出すと、草むらから思わぬ歓迎者、マムシ・・・。細く小さいが精悍そのもの。頭が三角で黄色い。しばらく行くと又もや2匹目。最後にもう1匹。冬眠しかけが、小春日和につられてつい日向ぼっこに出て来たのだろうか。
次に小さな古家が1軒。取り立ての野菜や自家製の山椒佃煮などを並べている。菜ばな1把60円。いかにも柔らかそうで新鮮。これから頂上を目指すというのに、菜ばな1把をリュックに詰め込む。
大方をのんびりと自然歩道歩き。最後の30分位で高度をかせぐと尾根に出る。ススキの名所でハイキング日和、お昼時だから人でいっぱい。見下ろすと、お亀池は湿地と化し、周りと少し色を違えた草原状態。風に波打つススキの穂を想像していたが、時期が遅過ぎようで尾花も早や冬支度。所々山焼きの跡が黒ずんでいる。
喧騒を避けて亀山の最端まで足を運んでお弁当。久し振りにNさんの地鶏入り煮込みうどんのマツタケ入りのお相伴に与り、舌鼓。いつもグルメ志向だから他人事ながら「今度は何か」と楽しみにしてしまう。
尾根に上がりながら、ピークを目指しもしないで先に昼食というには訳があった。この倶留尊山のメイン、二本ボソ〜頂上の手前で「入山料¥500」徴求の関所があるのだ。以前、私が登った時はそんなものは無かった。なんとしても¥500は高すぎる、でしょう?そんなお金を払うくらいなら、冷たいビールをクーッと1杯、の方がいいと誰でも思うでしょう



2003年11月16日(日) (関西百名山)弥仙山(バスツアー)

私は初め「弥仙山」など名前はおろか、まして関西百名山だとは露知らなかった。しかし、別名「丹波富士」だと言われてそうだったのか・・と急に親しみがわいてきた。地図を見ると、綾部市と舞鶴市の境界に標高664mとある。
先ずは新設ハイキングの会「アルヒ山と里」のバスツアーに参加した。
高槻から約3時間、10時ごろに於与岐町大又に到着。区長さん自ら山道の案内役を引き受けてくれる歓迎振り。落ち葉の感触を楽しみながら、修験道として踏まれた道に当時をしのぶ。やがて山頂と西峰の分岐に到着。西側から眺めたときに山は二つに割れて見えたが、納得。今日は本峰のみに登頂する。(11:30)
再び分岐に戻り「改心の道」を行く。約2km先に「権現の展望台」があり、そこで昼食の予定だが、道は思った以上に長くかかり、12:50に到着。やっと昼食にありつく。
それぞれからお漬物や果物、お味噌汁までいただいて満腹していたら、とんでもないハプニング。なんか痒いなと目をこすったら、そのままみるみる目が腫れ上がり、片目状態。たぶん「ブト」に刺されたに違いない。とっさにお茶をテイッシュに含ませて目に当てた。誰かが薬をくれた。前にも一度ブトに刺されたことがあるので、事の重大さは承知していた。これからますます腫れ上がり、お岩さん状態が約1週間・・・。 ぞっとする憂鬱であった。
しかし塗ってもらった薬が良かったらしく、しばらくして痒みが止まった。腫れも収まった
が、
今度は


2003年12月23日(祝日) 亀岡〜高槻25kmウオーク京都XCスキー主催

JR京都駅33番線ホームから、嵯峨野線福知山行きに乗るのは初めて。亀岡駅にて下車。
2・3日前からの寒波で今日も寒い。駅前からすぐの亀岡城跡のお堀の側道にも雪が残り、朝もやが立ち込めて、水面は凛と静まり返っている。
「年忘れ京都西山メチャ歩き」と銘打ったこの例会に参加したのは9名。いずれも足に自信の面々だろうか。亀岡のニュータウンを突き抜けて、やがて背向地蔵までが一つのポイント。一様に道路側から背を向けて一段低い藪の中に三体がおわします。地蔵様というよりはいっぱしの仏様、菩薩様か観音様のよう。今日の無事を願って手を合わせる。
ここから少し先で近道のため山に突入。前方の明神ケ岳と黒柄岳を分断する沢道を取り、昇尾峠にでるはず。が、先頭の田村さん、「下見のときはすんなり行けたのになぁ」と首をかしげてますますひどくなる薮こぎに四苦八苦。こうなると俄然元気になる中村さん、得意の勘で皆をリード。やっとのことで尾根道に出てホット一息。目印の鉄塔まで来ると、モトクロスのライダー数人と出会った。我々もそれなりにスポーツバカだけど、彼らもすごい「バカ」だなと同類相憐れみの感。
この後は舗装道路をどこまでも歩く。田能を過ぎ、明智街道を行き、岡山林道を抜け、槻ノ木グリーンベルトを真っ直ぐ南下する。萩谷に出て、以前マラソンでこのコースを走りに来た時、萩谷小学校のバザーでぜんざいを食べたのを思い出したが、今は廃校になってしまっている。何とも寂しく、時の流れを感じさせられてしまった。

東海自然歩道を摂津峡に降り、下の口の祥風苑・美人の湯に入る。総距離25km。大方が舗装道路と聴いていたので、スニーカーで参加して正解。左程疲れもなく、お湯に浸かって気持ちよく帰途に就いた

 

2004年6月28日 
金剛山ハイキング(個人山行)

     



2004年8月4日(水)〜7日(土) 白馬・雪倉・朝日岳縦走(ゆきうさぎ例会)

8月4日(水) 晴れ

桃山台7:00発〜13:30白馬猿倉駐車場13:50〜15:10白馬尻小屋(泊)

スキーの時と同じようにY氏の車に7名が乗り込んで、一路北アルプスへ。今回メンバーの奥さんが2人加わって、男4・女3の男女7人夏物語となった。車内はおしゃべりと笑いの渦。運転者も眠くはならなっただろう。
猿倉に着くとさすがに空気はひんやり。水がものすごく冷た〜い。今日は約1時間の登りで、白馬尻の小屋に到着。第1日目はほんの足慣らしだ。ここまででもいっぱいの高山植物が目を楽しませてくれた。
夕食でビールとワインをいただいたら、いい気分になってそのまま睡眠突入。ゆったりスペースで山小屋とは思えない心地よさ。


8月5日(木)晴れ時々曇り

小屋5:55〜大雪渓終了7:40〜ねぶか平9:45〜11:20村営小屋12:10〜13:20杓子岳14:00〜15:40小屋(泊)

山の朝は早い。4時起床、5時朝食、6時出発はごく標準の行動パターン。
今日こそ今回のメイン、大雪渓を登るのだ。とは言え、10数年前一日で猿倉から雪渓を登り終え、更に天狗小屋まで歩いたことを思えばずっと楽チン。しかし、あの時は碌に花など見ていなかった。今回Sリーダーのペース配分よろしく、ほとんど疲れ知らずに村営小屋に
着いた。前日の気象ニュースでは台風が接近していて、悪天候との情報だったが、嘘のように晴れ渡って、上々の雪渓歩きだった。
村営小屋には昼前に着き、一休みの後、リーダー・サブリーダー・私の3人のみで、杓子岳を目指した。稜線に出ると白馬の頂上がくっきり見え、その勇姿を見せ付けていた。西側には剣岳がその美姿を表わし、3人は飽きることなく眺めていた。
小屋では食事が最高に良かった。バイキング形式で「豚肉のしょうが焼きゴマ風味」は食欲をあおり、野菜もたっぷりあり、品数も豊富で申し分なし。トイレも清潔で、最近の山小屋事情も随分変わったというのが実感。勿論、北アルプスに限ってのことであろうが・・・。



8月6日(金)小雨のち晴れたり曇ったり

小屋6:00〜6:40白馬岳頂上〜三国境〜10:20雪倉岳〜燕岩(赤男山)〜小桜ガ原〜14:00分岐〜15:00朝日小屋

夜中から雨の音。出かけるころは霧雨に変わっていた。ここからY夫婦は鑓温泉へと別行動となり、残った5名で朝日小屋へ向かう。
今日のコース後半は全員が未経験。雪倉岳を越えてからが長かった。幸い次々と新しい花が疲れを癒してくれた。赤男山直下の燕岩がすごい迫力で威圧してきた。小桜ガ原を、小屋への分岐と感違いして、本当の分岐が表れた時にはうんざりした。
最後の約1時間、荒廃した道に緊張し、木道が出てきたときはホッとした。あまり人に会わないと安心していたが、小屋に着くと満員の泊り客に驚いた。金曜日だからかもしれない。5〜60人の大部屋で何とか一人布団1枚を確保できたのは幸いだった。

 
        白馬岳山頂にて


8月7日(土) 晴れのち雷雨

小屋5:30〜6:30朝日岳〜長栂山分岐〜白高地沢渡渉〜瀬戸川・鉄の橋〜13:00蓮華温泉14:20〜15:20平岩・姫川温泉16:30〜21:00桃山台

昨夜は星空だったらしい。私は一度流れ星が見たかったのだが見そびれてしまった。
今日は2時までに蓮華温泉に到着するべく、朝5:30に出発。快晴の中、朝日岳に登る。昨日と打って変わってくっきり澄んだ山々が見える。もう少しゆっくりしたかったのに、リーダーは先を急ぐ。
途中、皆は雪倉岳からの緩やかな稜線をスキーで滑る姿を想像している。「まだまだ無理だろうなぁ・・・。」 私には楽しそうというよりも怖さの方が実感される。
やがて沢の渡渉に入ったときに一つ先の沢と勘違いし、1本早いバスに乗れると急いだのに、結局予定通りとなり、決して安易な下りでは無かったと思い知らされた。蓮華温泉も近いと思う頃から、雷雨が始まり、今にも木道を歩く我々の頭に落ちてきそうで、本当に怖かった。予定のバスで平岩に出て、Yご夫妻と合流し、姫川温泉で汗を流して帰途についた。


                                    

2004年8月31日〜9月4日 烏帽子〜水晶〜赤牛岳縦走(ゆきうさぎ例会)

かねてより是非行きたかった赤牛岳。偶然例会に取り上げられ、大喜びで参加した。

2004年8月31日(火)晴れ 大阪7:00〜七倉山荘14:00

今日は単に登山口までの移動のみ。メンバーはリーダーS氏とMご夫妻そして私の4人のみ。楽しくなりそう!


2004年9月1日(水)晴れ

山荘ゲート6:30〜(タクシー\2,000)高瀬ダム6:45〜濁沢渡渉7:30〜10:10(P)2208m〜12:00烏帽子小屋12:40〜13:40烏帽子岳頂上13:55〜小屋15:00(泊)

朝まだ星の見える頃、タクシーの順番取りにリュックを乗り場に並べる。高瀬ダムのゲートが開くのが6:30。トンネルを越えると、高瀬ダムは早や目覚めて静かに我々を待っていた。
歩き出すと直ぐつり橋があり、続いて濁沢の渡渉となる。小屋のご主人から、先日の台風で橋が流された事を聞いていたが、渡渉では結局靴を脱ぐ羽目となった。
烏帽子岳への登りは三大急登の一つだけに、ぐんぐん高度を稼いで行く。途中M氏が倒木にブナハリ茸を見つけた。いい匂いがする。小さなポリ袋はたちまちきのこでいっぱいになった。「本当に食べられるのかな?」 ちょっと不安だが、どうやらMご夫妻はきのこに詳しそう。 途中、針ノ木岳と蓮華岳が見え隠れし、目前の不動岳から南沢岳にかけて山が削れ、今にも崩れそうな尾根が痛々しい。
昨年、柏原新道〜種池小屋〜針の木・蓮華岳と縦走したのが昨日のように思い出されるが、その先が目前の崩落尾根であり、その危険度からして、私には挑戦不能と思われて悲しい。何年もかけた、白馬岳を頂点とする後立山連峰の全制覇がこの一部分の危険箇所によって阻まれるのだ。
烏帽子小屋には意外と簡単に着き、休憩の後、空身で烏帽子岳頂上を目指す。先に(偽)前烏帽子岳があって、案の定騙されてがっかりする。本物はさすがに急峻な岩に囲まれて人を寄付けない厳しさを見せていた。


   
 烏帽子岳              烏帽子岳頂上

2004年9月2日 強風雨

烏帽子小屋6:30〜9:00野口五郎小屋9:30〜9:45山頂直下〜10:20湯俣分岐〜12:30水晶小屋

出発前の予報は4日間とも晴マークであったが、変わりやすい山の天気で、今日は雨。風も強い。しかし午後は回復傾向と聞き、完全武装の上、何はともあれ出発。「さすがに尾根歩き、風が強いわ」、と最初はまだまだ余裕の気分。「結構岩場が多いね」な〜んてね。
ところが、野口五郎小屋に近づく頃から余裕がなくなった。風速20m(以上?)の風に身体ごと吹き飛ばされそうな剣幕にたじたじ。身体は冷え、このまま行けば疲労困憊ダウンするかも知れないと、限りなく不安が広まった。しかも、烏帽子小屋で聞いてはいたものの、野口五郎小屋は本当に閉鎖中。全く取り付くしまも無く、一休みするにも雨風を避ける場所もない。
小屋を出発して間もなく野口五郎の頂上直下に着いたが、誰一人ピークを踏みたいと言う者なし。思えば悪条件の最たる時だった。
湯俣温泉への竹村新道との分岐から、水晶小屋まで、ずぅっと岩稜地帯が続いた。その頃からようやく風雨が弱まり出し、水晶小屋へ着く頃は小雨程度になっていた。

水晶小屋は布団10枚ほどの広さの部屋が1つあるだけ。後は入口の受付の土間と、土間横にザック・靴などを置く小さなスペースがあるだけ。雨に濡れた雨具はそのまま大きなビニール袋に入れ、濡れた靴とザックと共になんとか空間に押し込めば、後は乾燥してくれるでも無く、朝まで放置したまま。
部屋には貴重品のみを身に着けた人間様のみが入る。前夜からの宿泊客がそっくり足止めとなり、定員20名の小屋に24名がたった一つのストーブに群がって暖を取る。昼頃に小屋に入り、狭い部屋のあちこちで山自慢、足自慢の話の花が咲いている。その部屋にテーブルを並べて食堂に早変わり。その後、手早く片付けて一斉に布団を敷いて、全員7時には就寝となる。
1滴の水も無く、洗顔・歯磨きはおろか、給水の水ももらえない。それなのに、諦めきっているのか皆の顔は無邪気に明るい。
私ひとり、あの強風下の寒さ・不安が尾を引いてか、リーダーの対応が悪かったと、Sリーダーと派手に喧嘩をやりあってしまった。


2004年9月3日(金)晴れ

水晶小屋6:20〜6:55水晶岳〜8:17温泉の沢頭〜10:25赤牛岳10:50〜11:50P2356m〜15:35奥黒部ヒュッテ


昨日と打って変わって晴れ。ビニール袋の中で濡れたままの雨具や靴下は着て乾かすのが一番と、気持ち悪いのを我慢して昨日と同じいでたちで出発。靴の濡れているのが最も不快。しかしそこは我々岳人、青空の下、くっきり頭を並べた四方の山々を見渡したら、もう笑顔・笑顔。
水晶岳に着く頃には雨具はきれいに乾いていた。身支度を改めて、見事な展望を満喫したら、今日のこれからの長〜い行程も気にならないルンルン気分。なんたって、さすがにこの辺りは日本アルプスのど真ん中・・・。

北〜東:白馬からの後立山連峰(五竜・鹿島槍・針ノ木・蓮華・烏帽子・野口五郎岳)
北〜西:立山・剣・五色ケ原・薬師岳
南〜西:雲の平・黒部五郎・笠ケ岳
南〜東:大天井・常念・燕・餓鬼岳
南   :裏銀座コース(鷲羽・三俣蓮華・双六岳)・槍・穂高連峰

こんなに全山を網羅して見える場所って他にある?
数年前泊まった、高天原の小屋が眼下に見えて、温泉沢へのルートも思いのほかはっきりしている。更に、赤牛岳の頂上はもっとスゴイ!見えて、見えて・・・、天人になったような気分・・・。黒部湖も見下ろせて、「小屋までは案外近いよ」と、皆思った。
ところが、ピーク2356mを越えてから、急な下りとなり、悪路が始まった。いわゆる読売新道という、赤牛岳の長〜い難コース。うんざりする悪路続きで、コースタイム通りほぼ4時間かかった。
ヘトヘトになってたどり着いた奥黒部ヒュッテ・・・。「お風呂にどうぞ!」「楽あれば苦あり。苦あれば楽あり」というけれど、つくづく神様は平等だと感じた瞬間だった。石鹸もシャンプーもOK。しみ付いた汗も疲れもきれいに洗い流してさっぱり。

       
                                       
水晶岳頂上にて        
    
 
赤牛岳頂上にて                              奥黒部ヒュッテ

2004年9月4日(土)晴れのち雨

ヒュッテ7:00〜平の渡場10:20〜10:30向う岸〜11:00中の谷渡渉〜13:30御山谷〜14:45黒部ダムトロリーバス乗場15:05〜15:20扇沢〜七倉駐車場〜高瀬館入浴〜23:30帰宅


渡し船の時間が朝6時から10時まで無い。6時では暗いうちに出発しなければならず、ヒュッテの人が階段・はしごの危険コースだから10時のにしろと言うので、仕方なく従った。
ところがいざ歩いてみたらなんという事は無い、はしご階段はしっかり整備されて、昨日の悪路を思えば比べものにならないほど歩き易い。時間がたっぷりあるのできのこを探しつついくと、ぶなの木の倒木に、ブナハリ茸が「採って下さい」と言わんばかりに待ち受けていた。
それでも渡し場で1時間待たされた。関西電力がダム開発時に無料で渡船業務を行うと契約したそうで、古い船は情緒に満ちていた。
向う岸に渡った後、二度目の渡渉場で休憩までは晴れていたが、その後次第に空が怪しくなり、きのこ採りにうつつを抜かすうちについに雨が降り出した。雨にけむる黒四ダムが見えたとき、幻想的な世界だった。 ロッジくろよんから先は全くの観光地。大勢の人が雨の中ダムの周りを歩いていた。 扇沢へのトロリーバスは超満員。5台のバスについに座れないままだった。


 
                                  
2004.9.13(月)〜15(水) 前穂高岳〜奥穂高岳縦走(個人山行

9.13(月)晴れ 
 大阪6:30〜12:15上高地12:50〜岳沢登山口13:15〜15:30岳沢ヒュッテ

この日は岳沢ヒュッテに行くだけ。のんびり歩いていたら、オコジョに出会ってしまったよ〜。

9.14(火) 
風雨強し ヒュッテ8:30〜11:20紀美子平11:35〜12:10前穂頂上12:25〜13:00紀美子平〜15:00奥穂頂上15:10〜15:50穂高小屋


     紀美子平にて 

9.15(水) 晴れ
小屋6:00〜7:00奥穂頂上(馬の背往復)7:25〜小屋8:00〜9:45涸沢ヒュッテ10:00〜11:20本谷橋11:30〜12:20横尾12:45〜上高地15:20〜21:00帰阪

 

 2004年10月27日  大台ケ原散策 (姉と姪と3人で)
 
 珍しく姉から姉の娘と3人で大台ケ原の散策コースのウオーキングに参加しないかと誘われた。大台ケ原は何度か
 鳥見で来ているが、コースをぐるりと一周したことはないので、
二つ返事でOK。
 
    



2005年4月26日(火) 金糞岳(毎日登山主催)

尼崎でのJR福知山線の脱線大事故があった翌日。思ったほど天気は悪く無なさそうでホッとする。
小型のバスで総勢20名。一人参加の私は隣り合わせた女性と直ぐに仲良くなる。意外と雪が少なくて、結局標高900mまで車が登った。自力で登るのはたったの400mの楽チンコースとなった。
しかしさすがに奥美濃の山、登山道はほとんど雪が残っていて、グチュグチュ道となごり雪の交互登行の繰り返し。途中雷に驚かされたりもしたが、すごい生命力の笹と奮闘しながら、ついに1317mの頂上に立った。連綿とつづく山並の大きさに、福井の山々の奥深さを実感する。残念ながら、ガスって白山は見えなかった。
西方の己高山(コダカミヤマ)を川原井添乗員が教えてくれた。もう10年前くらいに「ベル山岳会」から行ったのを思い出した。強行軍で有名な会だったが今は皆どうしているのだろう・・・。
歩き足りない感はあったが、何と己高山の登山口まで寄って、温泉に入れたのはよかった。さあ、この夏はいっぱい山へ行こう。

    頂上で証拠写真  

                               

「北海道一人旅」より

2005年7月 3日(日) 利尻岳 日帰り

         
9日(土) 大雪山・旭岳 日帰り

        
11日(月) 富良野岳 日帰り

        
12日(火) 大雪山・黒岳 日帰り

        
16日(土) 斜里岳 日帰り

        
19日(火) 羅臼岳 日帰り

        
23日(土) 雌阿寒岳 日帰り



【六甲山トレーニング登山】 2005年10月10日(祝)

宝塚9:20⇒大谷乗越10:55⇒13:00山頂13:30⇒風吹岩15:00⇒下山16:00


交通事故で痛めた足の具合を見るために、久しぶりの登山。例によって、宝塚〜山頂〜芦屋川のコース。
午前中曇、山頂へ着くや否や雨。下山は雨具と傘を使用。でも勝手知ったるポピュラーコース、何の不自由も感じなかった。ただ、風吹岩近くで鳥の姿に夢中になっているときに、直ぐ後ろで私を見つめるイノシシに気づいたときは恐かった。足の調子は快調。今年もスキーができるかな?



2006年6月2日 岩湧山 (バードウオッチングがてら個人山行)

南海なんば7:48⇒8:35天見駅⇒10:00行司河原⇒11:00岩湧寺⇒12:00岩湧山12:40⇒13:15岩湧寺14:40⇒16:10天見駅

駅を出たら、曇り空ながら初夏の山間の風景が広がる。ハイキングから遠ざかっていたので、心のふるさとに戻ったような懐かしさがこみ上げる。やっぱり山からはなれちゃぁダメだなぁとつくづく思う。
岩湧山は何度か登っているが、このコースは初めて。地図を片手に送電線を目印に歩く。峠に差し掛かる手前で、
エナガの群れが前方を横切った。しばらく双眼鏡で見ていたが、一段落したかなと目をはずしたとたん、1羽の小さな鳥が左側の枝へ横切った。??・・・。すばやく止まった先に双眼鏡を当ててみてびっくり。「ヤブサメだぁ!」以前、箕面で見たときを同じで、羽をこすり合わせるような「グッ」というような地鳴きを盛んにしている。何度か場所を変えたが、いずれも私からははっきり見え、嘴を開けて鳴く様がよく見えた。最後に元の右側の木に移る時今度は「シーシーシー」というさえずりを聞いた。私は耳が悪くて今までヤブサメのさえずりを聞けたことがなかったが、この近さでやっと聞きとることができた。
しばらく行くと今度は「
カワラヒワ」が2羽仲良く地面で遊んでいた。私に気づき逃げて行く先が進行方向だから、しばらくかわいい姿を楽しんだ。
行司河原に出ると、岩湧寺まで小1時間。キャンプ場に続く「岩湧の森」辺りの木の梢で「
オオルリ」を発見。この散策路を抜けた奥に寺の本堂がひっそりと立っている。先ずはお賽銭を入れて今日の無事を願って手をあわせた。とたんに、背後でアオゲラの鳴き声。どこだろうと目を凝らしていたら、一番手前の木を少し下降して、奥の森へ飛び去った。しばらく独特の鳴き声が周囲に響き渡っていた。
今日の一番の目的は「
フクロウの親子」を見ることだが、先ずは山頂に登ってからと決め、兼松新道を登り始めた。この坂は以前30分位で頂上に着いたと思っていたが、なんと45分もかかってやっと頂上に着いた。丁度お昼時ですぐにお弁当。頭上を飛び交うツバメがブーメランのように見え、アマツバメではないかと気になったが、よくは判からない。ホオジロがことさら美しい声で囀っていた。平日なので数組のハイカーが蕨を手にしたりしてくつろいでいたが、私はフクロウの親子に早く会いたくて、早々に寺に戻り、四季彩館のスタッフに様子を訊いた。どうやら2日前から雛は現れないそうだが、親は時々見れるとのことで、居そうな場所へ案内してくれたが、それは丁度アオゲラが居た木の辺り。ホオの花が咲き、よく似た栃の葉との違いなどをスタッフが説明してくれた。おしゃべりの最中にもヤマガラ・センダイムシクイ・ツツドリの声をキャッチ。自然がいっぱいで、夜はムササビやフクロウ・ヨタカ等が見れ、朝は小鳥達の合唱がうるさいくらいだとか。今度はキャンプに来ようかな・・・。


2006年7月16日(日) 六甲トレーニング山行

阪急岡本8:25⇒9:05保久良神社(サンコウチョウ観察)9:50⇒風吹岩10:40⇒雨ケ峠⇒山頂(昼食)12:20⇒記念碑台14:00⇒麻耶山15:30⇒上野道下山17:00


トレーニング山行といえば六甲。もう何度この山を歩いただろうか。芦屋川〜山頂〜宝塚か、逆のコースがほとんどなので、今日は久しぶりに麻耶山から市が原へ降りようと思った。が、凌雲台から記念碑台までのコースで間違って車道に入り大幅に回り道をしたり、麻耶山で強烈な雨と雷に遭い、雨宿りしているうちに、タイムオーバーとなってしまい、市が原への下山を止め、簡単な上野道に変更した。山道では結構涼しく、雷雨と風のときは寒いくらいだった。
(余談だが、この日保久良神社の
サンコウチョウ観察も兼ね、20分待っていたが♂♀共に現れなかった。後日、この雛はカラスに殺られていたという。)



2006年7月22日(土) 裏六甲・赤子谷〜座頭谷(山歩楽会主催)

生瀬⇒赤子滝⇒ゴルジェ⇒岩倉山(昼食)⇒大平山⇒ハニー農園⇒座頭谷⇒しるべ岩バス停


ITリーダーのMさんが会長をしている山の会に初めて参加してみた。例によって足自慢の強者が4・50名。赤子谷は過去に3度来ているが、今日は雨の後でことさら水量が多い。マイペースの一人ならあまり気にならないコースだったが、結構それなりに面白いコースだと改めて思う。
むしろ下りの大平山⇒座頭谷のコースは以前逆を行こうとして道がわからず諦めたコースであった。今回上から下りてみて「そういうことか・・・」と解り、長年の疑問解消となった。それにしても蓬莱峡の岩山の林立は六甲とは思えない迫力があり、やはり裏六甲はいいなぁと、つくづく感じた。




2006年8月3日(木)〜4日(金) 富士登山バスツアー 

一生に一度は登っておきたい富士山。そろそろタイムリミットだな?と感じ出して数年、やっと今年実現の運びとなった。ツアーでなく一人で登ることも考えたが、多分面白くない山だろうと想像し、高山病も気になるので、結局ツアーに参加することにした。(総費用\18,770は安い!)
ところが、やはり富士山はいろんな意味で日本一の山だった。バスの座席はシニアならぬ若者でいっぱいだし、5合目から上の賑やかさも山小屋の多さも、空気の薄さもさすがに日本一。
意外だったのは日本一汚い山だと思っていたが、結構きれいだったこと。トイレも百円〜二百円要るだけに、案外清潔だった。一度登れば十分と思っていたが、来年もう一度個人で登って見たくなった。


2006年8月3日(木)

新大阪8:00⇒(名神・中央道・富士スバルライン)⇒16:00富士五合目(雲上閣夕食)17:20⇒22:00八合目(白雲荘仮眠)

朝からカンカン照り。気温もグングン上昇。ひょんなことから一緒に行くことになったM子さんと「少しくらい曇っている方がいいよねぇ」と言いつつ、何度かサービスエリアで休憩を取って、バスは早い目に富士山5合目に到着。バスの行列、何軒もある食事・休憩処、土産店、岩の上の「5合目」の標識には人だかり。想像通りの賑やかさ。早速夕食を頂いて、建物の前に集合。強力さんの長い説明の後、私とM子さんは先頭の強力さんの後ろにピタリと付いた。が、数分も経たぬうちにM子さんが遅れだした。驚くほどのゆっくりペースなのに・・・。この時から私の不安は確かになった。「20代に軽く登れた富士山だから大丈夫」と言う、今50代の彼女に疑問を感じつつ、自信有り気な様子につい他人事と見逃してきた私が悪かった。
ゆっくりペースの上に少し歩いたら休憩なのに彼女はすぐに携帯酸素を吸いだした。それでも7合目辺りで少し体が慣れてきたようで落ち着いてきた。暗くなったが、彼女のライトが点かない。呼吸はまた苦しそうで、最後尾となった。どうなることかと思ったが、やっと8合目の仮眠所に到着。私自身高度には弱い方だから、M子さんと一緒に雑魚寝の布団にパタンキュウ!


2006年8月4日(金)


八合目2:00⇒4:45富士山頂(ご来光)⇒下山開始5:30⇒10:00五合目⇒河口湖(入浴・昼食)13:00⇒20:30JR京都 (バスツアー代金\15,970+諸費用\2,800)

うとうとしたらもう午前1時の起床時間。暖かいコーヒーと菓子パンを半分づつ食べて、雨具を着込んで外に出た。ここ2・3日快晴で夜の寒さはずっとおだやか。皆が揃うまで星空を眺め、流れ星を2回見た。
しかしここからが正念場。9合目までにかなり時間オーバー。先頭の強力さん、M子さんにリタイヤをほのめかす。このままだと皆が頂上で日の出を見れなくなる・・・と。リタイヤは絶対嫌だと頑張る彼女。私もここで彼女を最後尾を受け持つS氏に任せ、必死で頂上を目指した。彼女に引きずられて私まで頂上でご来光を見れなかったら、彼女が申し訳なく思っていたたまれなくなるだろうと考えたからだ。しかし急ぎたくても頂上近くになると今度は渋滞で思うように先に行けない。やっと頂上へ着いたのとほとんど同時にご来光が始まった。 沈黙の時が流れ、静かに金環を伴った太陽がその姿を現し出した。「間に合った・・・!」富士山の頂上で日本一の日の出を見た瞬間だった。

頂上は人で埋まっていた。私達は東京屋という店に下山のため集合した。M子さんはぎりぎりで間に合い、一緒に下山を始めた。9合目で見た日の出も素晴らしかったと満足そう。しかし山頂で小1時間もいた我々と違い、直ぐに下山は厳しく、彼女は飲食を受け付けなくなり、まるで夢遊病者のようにストックにすがり、ふらふらと歩いた。多分脱水症状を起こしかけていたのだろう。各自の力量に合わせての自由下山を始めてからの3時間、彼女の脇を抱えながらこのまま変になるのではないかと恐ろしかった。
それでもさすかに気丈な彼女は頑張り続け、無事に5合目に下りた。不思議、バスに乗り込むとすぐにケロリと元気になってしまった。ツアーの添乗員や若い仲間達からいっぱいの賛辞を受けて、とても幸せそう。私は???


(その後M子さんは一念発起して、友達と1年がかりで琵琶湖を一周するツアーに参加し、毎月歩いて居るそうな。来年(2007年)夏には再度富士山に挑戦すると言う。さすがITリーダーの一員、根性があるというか、その前向きな姿勢に私も心から応援したいと思う。がんばれェ〜M子さん!)



2006年8月19日(土) 六甲トレーニング山行(三宮〜宝塚)

阪急三宮9:15⇒市が原10:30⇒12:10麻耶山(昼食)12:30⇒13:30記念碑台⇒15:20六甲山頂15:30⇒16:30大平山⇒17:00大谷乗越⇒17:40塩尾寺


台風11号の関係か、1日中小雨が降ったり止んだりしていたようだ。しかし山道は樹木が幸いして殆ど雨を感じずに済んだ。むしろ風があり涼しいくらいで暑い夏山としては好条件だった。ただ賑やかな六甲を予想して、単独行で何かトラブッても誰かが通り合わせてくれると思っていたのに、全行程を通して殆ど人に会わなかったのが意外だった。記念碑台から凌雲台の辺りは車で来る観光客はいつもながらいたのだがハイカーには会わなかった。体調はよく一向に疲れなかった。時折きれいな声で鳴く鳥を見かけて、双眼鏡を持たないのが悔やまれた。
大谷乗越を通過したのが夕方5時だったので、塩尾寺到着までに何かあっても先ず通りかかる人は無いだろうと一瞬不安になったが、迷うこともなく前進した。しかし寺の手前15分位から足裏にマメを感じ出すと、急に歩きづらくなった。塩尾寺に着くと土砂降りの雷雨となり、足のマメも手伝って、宝塚の駅までやたら長く感じた。
今回、朝の出発を1時間早くするべきだったと反省している。それにしても月末の笠ガ岳に向けてのトレーニングだったが、調子はまず良好!



2006年8月27日(日)〜30日(水) 焼岳・笠ケ岳登山(個人山行)

穂高周辺でまだ登ってないのが焼岳と笠ケ岳のみ。どちらも百名山だし早急に登っておきたい山の一つだった。あとは五色ケ原から薬師岳までと太郎平から黒部五郎岳が残っている。さてどんな風にして繋ごうか・・・。早や次回の山に気が走っている。
さて、今回は大した雨は無かったが大方曇りで、結局槍ケ岳は一度もその姿を見ることは出来なかった。笠新道の厳しさは事あるごとに聞かされていたので覚悟のうえだったが、むしろ夜行で不眠の体に自炊用の食料を5食分背負った、初日の焼岳の方が想像以上にきつく、つらかった。



8月27日(日) 梅田21:30⇒翌朝6:00上高地到着

8月28日(月) 
上高地7:00⇒焼岳登山口7:40⇒焼岳小屋10:00⇒焼岳頂上11:30⇒12:30中尾温泉分岐(昼食)13:00⇒16:00中尾温泉・民宿たきざわ(素泊)
   焼岳頂上。荷物が重くてきつかった。 
  

8月29日(火) 
民宿5:30⇒新穂高温泉6:00⇒笠新道登山口(朝食)7:10⇒杓子平11:00⇒12:50稜線⇒14:10笠ケ岳小屋⇒頂上⇒小屋(泊)
  小屋に着くと笠ケ岳は晴れていた。 頂上の社祠でガッツポーズ。
        


8月30日(水) 
小屋5:25⇒6:25稜線分岐(朝食)6:50⇒杓子平8:00⇒11:05笠新道登山口⇒11:55新穂高温泉12:55⇒JR高山15:42⇒大阪19:57


                                          

2006年10月14日(土) 金剛山ハイキング探鳥会

近鉄富田林8:20⇒8:45水越峠9:20⇒11:30一の鳥居⇒葛木神社(昼食)13:00⇒星と自然のミュージアム14:50⇒念仏坂⇒15:30ロープウエイ前


秋晴れの一日。メインは探鳥会なのだが、れっきとしたハイキングでもあった。過去に何度か歩いたことのあるダイヤモンドトレール。今日は鳥を見たり、草花やブナ・ミズナラなどの植物を観察しながらゆっくりを金剛の自然に浸った。
バスを降りると清々しい山の空気に心が踊る。頭上を
キセキレイが飛び皆がいっせいに空を見上げる。待っていたようにカケスがヒラヒラと山を越えていく。1羽・2羽・・・、どうやら集団を作って南へ渡っていくらしい。時折きれいな翼をしっかり見せびらかしていく。初めのうちは度毎見とれていたが、「また、カケスか・・・」と思うほどによく飛んだ。ツリフネソウミズヒキソウなどやさしい秋の花が揺れている。登山道に入る所で珍しい花「フシグロセンノウ」を見つけた。
急な登りになると体力の差が歴然。私はずっと3番目に付いた。なんたって先頭リーダーに近い方が鳥を見れること必定。こんな時こそ得意の体力を駆使しなきゃぁ。お陰で杉林の中で
ゴジュウカラが出たときも、雑木林でヒガラがでた時もしっかり確認できたもん(^0^)。残念なのはオオアカゲラがついに現れなかったこと。あゝもう一度見に来なくちゃぁ。しかし今回の一番の収穫はアトリの大群。昼食中に前方のブナの木に約30羽が飛来し、しばらく実をついばんでいた。昨シーズンはあまり見れなかったので、今秋冬早々に出会えて超うれしい。葛木神社周辺の鳥見コースもしっかり覚えたし、遊歩道でのチェックの場所もOK。今度は一人で来て納得いくまで楽しもう。最後にもう一度アトリの別群れ50羽ほどの大群がサービスしてくれ、満足したよ、有難う!
下りは皆と一緒に念仏坂を下った。何か鳥が出るかと期待したがゼロ。でもリーダーさんの薀蓄に耳を傾けての山歩きは心地よく、つるべ落しの秋の陽・・・、帰りの電車に乗るとすぐに暮色となりました。



2007年6月25日(月) 須磨アルプス トレーニング山行

須磨浦公園11:00⇒高倉台団地(昼食)12:00⇒高取山14:40⇒ひよどり越え駅16:00


ゆっくり鳥でも観察しながらと歩いたが、オオルリの声だけと、メジロやエナガ・シジュウカラの子連れ軍団くらいしか見れなかった。須磨アルプスの後半、禅昌寺に下りるつもりが、「板宿」への標識を見過ごして横尾側へ降りてしまった。10数年前の記憶は薄れ、ややこしい街中を歩く羽目に。



2007年7月8日(日) 市民ハイク 沓掛山⇒みすぎ山 in京都西


上桂9:00⇒竹の寺9:35⇒沓掛山⇒12:00車道手前(昼食)13:00⇒14:00みすぎ山⇒15:15馬堀の里⇒馬堀駅16:09⇒嵐山散策⇒阪急嵐山駅

ITリーダーの友達の誘いで30年ぶりに市民ハイクに参加した。総勢90名の大所帯の中に懐かしい顔もチラホラ。大体の様子が分かっているから気が楽だ。コースは京都西山の低山歩きだが初めての山なので少し下調べをしておいた。竹の寺から緑の雑木林へ、蒸し暑い世間よりはずっと快適なハイキング。馬堀の里に下山して、トロッコ電車に乗ってみようと思ったが1時間おきの列車が出発した後。代わりに黒豆ソフトクリームを食べて諦めた。夕刻の嵐山には七夕飾りが並び、川には鮎釣の人影が二つ・三つ。京都情緒を満喫して家路についた。




2007年7月22日(日) 比良山  京都支部探鳥会

JR志賀駅9:02(バス)⇒琵琶湖バレー山麓駅(ゴンドラ)⇒山上駅10:00⇒木戸峠⇒比良山⇒11:30烏谷山(昼食)⇒荒川峠⇒14:30JR志賀駅

雨の確立40%なので志賀駅に来て迷ったが、メンバーと合流し、当然のように出発となった。バスの窓から畑にアマサギが見えて早速来てよかった・・・と。ゴンドラに乗り継いで一気に比良の稜線に出た。視界は良くないが雨は無さそう。木戸峠に下りる途中でゴジュウカラをプロムナで見せてもらった。ホオジロ・ウグイス・ホトトギスの鳴き声がする。木戸峠から樹林帯を歩くとクロジの声がしきり。時折カラ類の群れが通り過ぎる。それにしても蒸し暑いことこの上なし。烏谷山で昼食後、葛川越で休憩時では涼しかった。荒川峠から下山し始めて直ぐ、クロジ・オオルリ・キビタキ・イカルの声が入り混じり、樹幹を飛び交うのが見えた。1羽双眼鏡で見た鳥が、ガスと逆光とではっきりとは見えなかったが、サンショウクイに似ていた。でも自信を持っては言えない。それにしても予定より早いペースなので、ここでゆっくり観察したかったが、リーダーは無碍もなく先へ歩き出した。途中天然冷房の如き小さな滝があり、「こんな所によくカワガラスが居るのよね」と言ったとたん、そのカワガラスが飛び出したので驚いた。林道に出て、駅の手前の田圃にまたアマサギを発見。写真に撮ろうとした瞬間6羽が飛び立った。代わりにトビが舞い降りてきて、「アーッ!」皆の落胆のため息・・・。
荒川峠からの道が意外に良かったのが今回の収穫かな?イン谷口からの登山が不便になった今、比良へ取り付くメインコースになるかもしれない。




2007年7月26日(木)〜29日(日) 室堂〜スゴ乗越〜薬師岳縦走 (単独行)

よく有りがちな、地図上に残ってしまう五色ケ原〜薬師岳の間の空白箇所。不便で厄介な場所だけに、意のままにならない。どう考えても3泊を要するので、体力や荷物など大げさ感が付きまとう。これをクリアーすると自分の踏破した従走路がつながってくるのだが・・・。
しかし、なんと、3泊の予定を2泊に短縮して、見事やり遂げました!自分を褒めてやろう、乾杯!


7月26日(木) 新大阪〜室堂 直通夜行バス

7月27日(金) 室堂〜五色ケ原山荘(泊)

6:30室堂8:00⇒一の越9:20⇒龍王岳10:00⇒ザラ峠13:20⇒14:40五色ケ原山荘


室堂に着くといつもながらの人波の混雑。休憩室でお湯を沸かしラーメン朝食を取り、身支度を整えて階上へ出た。先般スキーで来たので勝手がよく、湧水を汲んでいざ出発!濃い緑に残雪のコントラストが美しい。足取り軽く一の越へ・・・、??足が重い。初日だし、いきなり2500mの高度からの登り出しは少しハードかな。今日は快晴で遠く槍ガ岳や笠岳、富士山さえもうっすら見えている。コースはアップダウンが激しく、気の抜けない岩場が多い。それにしてもいつもの調子が出ず、コースタイムどおりで五色ケ原の小屋に着いた。丁度女性の入浴タイムだったので、チェックインして直ぐにお風呂に入り、部屋に戻ると急に頭が痛くなった。どうやら高山病だ。直ぐに布団に横になり、夕食時のみ起きて、後はずっと翌朝まで寝入った。夕べの夜行バスでの寝不足も原因だろうが、こんなにはっきりと高山病を感じたのは初めてだ。一人旅でもあり、今回は中止して明日は室堂へ引き返そうかと真剣に悩んだ。


7月28日(土) 五色ケ原山荘〜スゴ乗越小屋(泊)

五色ケ原山荘6:05⇒鳶岳6:50⇒越中沢岳8:35⇒スゴの頭⇒スゴ乗越11:40⇒12:20スゴ乗越小屋(泊)


朝、周りの音に目が覚めた、4時半。「体調は?」自問した。「OK」スッキリしている。なら、前進だ。無理にも朝食をしっかり食べた。しかし周りの人たちは早発ちで、まだ6時なのにもう小屋に人は居なくなっていた。何時雨になってもおかしくない空模様。皆少しでも早く次の小屋に着きたいのだ。一番遅く出発した私はしばらくは一人旅だったが、程なく前の団体に追いつき、やっと前後に人を見るようになった。途中、昨日に劣らず危険な岩場があったり、スゴの頭から小屋までが思った以上に長かったが、昨日同室の3人組と同行させてもらい、小屋まで後5分というところでついに雨が来た。幸い殆ど濡れずに済み、小屋でラーメンの昼食を取り、後はオカリナを吹いて時間を潰した。昨日と違い体調はすっかり良くなり、元気がみなぎる気がした。午後2時過ぎには雨足が強くなり、そのまま夜もずっと降り続けていた。

   越中沢岳              


7月29日(日) スゴ乗越小屋〜太郎平〜折立〜帰阪

スゴ乗越小屋5:45⇒間岳6:55⇒北薬師岳8:40⇒薬師岳10:00⇒太郎平12:50⇒15:30折立⇒富山17:56⇒21:30大阪


昨日はまたまた前日同室の3人組さんと隣り合わせになった。彼女達は今日は更に早く4時に起床。雨は夜中降っていたので朝には上がっていた。が、今日も降ったり止んだりの天気らしい。私もつられて起きたものの、どうせ太郎平泊まりだから慌てることは無いと、ゆっくり準備。ラーメンを朝食にして小屋で済ませておき、途中は行動食で済ませる事にした。雨になってもいいし、水の量も減らせると考えた。毎日1食はラーメンで賄っている。一人小屋前のテーブルでラーメンを食べていると、やはり単独行のX氏から、太郎平に泊まらないで今日のうちに折立へ下山しないかと誘われた。(そんな、無理でしょう・・・)と思ったが、結局「出来ればそうしましょう」ということになった。太郎平についた時点で決めればいいのだ。だからといって無茶苦茶急ぎたくもないし、マイペースで行くことにし、私は一足遅れて出発した。天気は曇り勝ちながら時折青空も出て上々。今日は薬師岳までひたすら登るコース。初日に高山病になったお陰か、体調はすこぶる良い。最近めっきり登りに弱くなったと思っていたが、他の登山者に比べると意外と速く登っている。直ぐに先に出たX氏を追い越し、少し危険な岩場に来るとX氏に追い付かれるということを繰り返し、太郎平には一緒に着いた。結局一緒に下山することになったが、今度は猛烈なペースに変わり、度々彼を待たせることになった。とにかく一日分のコースを終えて疲れている上に、更に3時間半の下山コースをたったの2時間半で下りるという信じられないことをやったわけで、自分のどこにこんな体力があったのだろうと、改めて感じ入った。ついにお互い名前も住所も告げる配慮をしないまま、富山駅で別れた。後には清々しい充実感が残った。

     北薬師岳で記念写真
                                           


2007年9月15日(土) 中山山頂⇒満願寺⇒山本駅 トレーニング山行

中山寺9:00⇒夫婦岩手前分岐⇒桜台住宅街9:45⇒中山展望台10:15⇒中山山頂10:30⇒満願寺分岐11:50⇒山本駅12:30


毎日バードウオッチングでブラブラ歩いていると筋力が落ちそうで、無性に登山の必要を感じてしまう。最低月1回はハイキングをしておかないと不安。でもこのところ鳥見も結構ハードで予定が詰まっているから、ちょっと軽めに中山から満願寺への縦走に決めた。出来れば何か渡りの鳥でも見れたらいいなと、例によって双眼鏡を持参したが、カラ類とキビタキかオオルリの♀を見ただけ。もうウグイスは地鳴きに変わっていた。夫婦岩との分岐でいつもと違う直接展望台へのコースを取ったら、沢沿いの意外に面白いコースで、誰にも会わない。やっと展望台も近いかな?と思う頃、休憩している女性2人組に出会いホッとする。先に行くと会釈して程なく、突然舗装した車道に乗り上がった。??瀟洒な住宅街だ。おそらく直前で道を間違えたのだろう。地図を広げていると車からの声、「この先で山に入ればすぐに展望台だよ!」 ご忠告に従ってそのまま車道を歩き最後の住宅の横手から山に入ろうとしたら番犬がけたたましく吠えるし、獣道風だし、戻って、どうなってんの?はたと困ってふと横を見るとしっかりした山道が目の前にあった。どんな易しい山行でも些細なハプニングは付き物なのだ。かくして再び人気の無い沢道を歩き、展望台から山頂へ着いた。以前あった小さな標識も無くなり、人も居ず、残暑の中でシーズンオフの静けさが漂っていた。
山頂からの縦走路は遊歩道風で、俄然人にも出会うようになった。途中花を観察しながら歩く女性に出会い、「ミヤマウズラ」という白い花を教えてもらった。驚いたことにこの道にはササユリも咲くそうだ。まだ葉を残した姿を見つけ、どうか来年も楚々とした花を咲かせてくれるようにと願った。下山終盤は岩場となり、女二人声をかけながら降り、帰りにホームページのURLを書いたメモを渡して分かれた。

                                           
2007年9月20日(木)〜23日(日) 新穂高温泉⇒黒部五郎岳 (単独行)

北アルプスで唯一残った名峰「黒部五郎岳」、今年中に制覇するのは無理かと思ったが、9月も終盤に入ってやっと天気と日程が合致、急遽山へと旅立った。
高山経由の新穂高温泉から入山したが、天気が良すぎて真夏の暑さに面食らった初日。体調不調の2日目。時間との闘いの3日目と、黒部五郎岳を巡る旅は安易ではなかった。 これからは歳を考えてもう少し余裕の日程で、各山頂でゆっくりオカリナを吹いて楽しめる山行にしてゆこうかな?


第1日目 9月20日(木)

大阪8:09発⇒米原⇒大垣⇒美濃太田⇒高山14:40着⇒自転車にて市内観光⇒民宿素泊


新穂高までの直通便が無く、丸1日を費やして高山に素泊りし、翌朝新穂高入りを計画した。費用節減のため大阪から快速のみで行くと、ジパング利用で\3,670也。素泊り料金\4,350を入れても直で新穂高に入るのと同じ費用になる計算。暇人には名案かな?
ついでに宿の無料自転車を借りて、午後の高山市内を散策した。駅の観光案内のアドバイス通り、地図を片手に名所の「古い街並み」「陣屋」「国分寺」を見て回り、夕刻薄暗くなるまで少し遠方を走り回った。飛騨牛の看板を横目で見ながらコンビニでお弁当を買い、明日からの山行を思って湯に浸り早めに寝入った。



第2日目 9月21日(金)

高山7:00⇒新穂高温泉8:45⇒わさび平小屋10:00⇒秩父沢11:30(昼食)12:00⇒シシウド原13:00⇒13:45鏡平小屋14:00⇒弓折岳分岐14:55⇒弓折岳⇒弓折岳分岐15:15⇒16:00双六小屋
(泊)

一番のバスに乗り新穂高に着いたのが8:45。準備を整えいざ、出陣!既に陽は高く、快晴。昨年笠岳へ登ったのを思い出しながら、日陰を選んでモクモクと歩く。笠新道の分岐を越えると直ぐにわさび平小屋。もう汗だくになっている。少し休憩し、水を補給した。この暑さは異常!前回7月末に室堂から歩いた時は曇り加減だったし、ずっと涼しかった。今回は真夏そのものだ。しかし人にはほとんど会わない。秩父沢辺りでやっとチラホラ登山者に出会いだした。暑さで疲れを感じ、シシウドケ原での昼食予定を早めてここでラーメンタイム。一向にペースが上がらないまま、やっと鏡平小屋にたどり着いた。2時を過ぎていたら今日の行程は打止めと決めていたが、わずかに早かったので次の双六小屋まで行くことにした。小屋で又水1?を買い、秀麗な槍穂高連峰を目に焼き付けて再出発。登りが続き、弓折岳との分岐の稜線に出てほっと一息・・・、の間もなく、後から来た男性2人連れがサッサと弓折岳頂上を目指して進んだ。「頂上に行くんですか?」後から聞くと、「直ぐだからね」。ほとんどの人が弓折岳の山頂はパスするのだが、私は即座にリュックを置き、空身で二人を追いかけた。何故かその時だけ疲れが吹っ飛び、山頂の360度の大パノラマの中をイヌワシらしき大きな鳥が3羽戯れているのを見て夢心地。時間が気になるのですぐ二人と分かれ、分岐に戻って双六小屋へ向かった。小屋まで足がのろく、バテバテで到着。一息ついて小屋の隅でオカリナを吹き、今日の行程は終わった。疲れたぁ〜。

      
鏡平から見た槍穂高連峰
    弓折岳頂上         水晶岳(正面)

第3日目 9月22日(土)

双六小屋6:05⇒6:40樅沢岳⇒双六小屋7:20⇒8:25双六岳8:40⇒10:00三俣蓮華岳⇒11:05三俣小屋11:25⇒13:30黒部五郎小屋(昼食)(泊)


朝一、また予定外で樅沢岳に登ってしまった。結局小屋を出発したのは7時20分。今日の行程は黒部五郎小屋までと短すぎるので、出来れば鷲羽岳でもピストンしようかなど漠然と考えていた。が、どうも足の調子がおかしい。右膝がかなり痛い。三俣蓮華岳で直に黒部五郎小屋に降りようか迷ったが、最初の予定通り三俣蓮華小屋から巻道で
黒部五郎小屋に行く道を選んだ。この時点ではまだ鷲羽岳をピストンするつもりでいた。ところが三俣小屋への下りで完璧に足の異常がはっきりした。小屋で小休止の後、巻き道なら簡単と一刻も早く黒部五郎小屋に着きたかった。が、巻き道と言えどもアップダウンが多く、思った以上に長く感じられ、きちんと昼食を取らないままで余計に疲れがたまった。黒部五郎小屋へ着いたのはまだ昼下がり時だと言うのに、私の身体はもう歩けない状態。小屋前のテーブルでラーメンを作り、一段落してから隅でオカリナを吹いた後チェックインし、そのまま部屋に沈没した。前回の登山が余りに快調だったので、油断して、今回湿布薬を持たず、薬も残り少なく十分には無い。明日の折立への強行下山が危ぶまれた。


      
 快晴の朝の樅沢岳       樅沢岳から見た槍穂高連峰       双六岳頂上
        
  双六岳から見た笠ケ岳        今回のメイン・黒部五郎岳          三俣蓮華岳頂上

第4日目 9月23日(日)

黒部五郎小屋5:15⇒(カール道)⇒7:20黒部五郎岳⇒8:10中俣乗越⇒9:40赤木岳9:55⇒10:20北ノ俣岳⇒12:00太郎平12:20⇒15:00折立⇒有峰駅⇒22:33大阪


足の不調を考えて、できるだけ早い出発にした。出来れば今日中に下山したいが、体調によっては太郎平小屋にもう1泊もやむを得ないと思った。明日大阪では別の予定が入っていたが、電話しようと思った。
しかし、朝起きると意外と足は軽かった。天気予報が雨なので、朝食をラーメンにし、昼は残り物の行動食で済ますことにした。大事を取ってコースは稜線ではなく、カール道にした。というより、カール道のほうがメインらしい。
まだ薄暗い中を歩き出した。私と同じコースを行く人は無く、ずっと一人旅。途中登山道をイワヒバリが5・6羽占領し、近づくと進行方向へ逃げるので長い間楽しめた。写真も幾つか撮れた。足が気になるが取り敢えず一つずつクリアーしていこう。先ずは今回のメイン黒部五郎岳をゲットだ。やがてカールから登りとなり稜線に上がると、変に狭い所だった。??どっちに行けばいいのか、標識も無い。ただ岩に×印がある方へは行ってはいけない。地図でははっきりした分岐のはずだが・・・。思案していると運良く後から一人上がって来た。「こっちが頂上でしょう」と先に歩き出した。私はホッとして付いていき、今度はきちんとした標識のある分岐に出た。本来ここに上がってくるはずだったが、途中でコースが北にずれたようだ。地図には無いサブコースがあるので要注意だ。ここにザックを置き、頂上まで空身。残念ながらガスっていて何も見えない。幸い一人別の登山者が居たので、写真を頼んだ。
果たして今日中に下山できるか・・・?計算では太郎平小屋まで7時間。今のペースなら丁度コースタイム通り。正午頃に
小屋に着けば何とか下山できる。ただいつ足の調子が悪化するか知れない・・・。黒部五郎岳に着いた喜びもつかの間、すぐ次のピーク北ノ俣岳を目指す。天気は思ったよりましで、時折青空も見える。視界が開けたときに周りの山を眺めるのが楽しい。水晶岳から赤牛岳の稜線も数年前の記憶が懐かしい。2ケ月前に歩いた薬師岳も前方遠くに見える。
しかし何度、行先に広がるなだらかな稜線が北の俣岳と勘違いしたことか。行き着くとまた先になだらかなピークが聳える。簡単には到達しない広大な山容が延々と続く。やっと標識のあるピークに着いたと思ったら赤木岳だった。さっきまでの陽射しが急に消え周りはすっぽりガスに覆われた。空腹感に襲われ、霧の中でパンなどを食べ、最後にレモンを皮ごとかじった。このレモンは体力回復の魔力があるのだ。体力と気力を入れなおし、最後の北の俣岳をクリアー。後は太郎平へダラダラと歩く。また陽射しが戻り、眼下に太郎小屋が見える明るく開けた木道を歩く頃、やっと後からのパーテイが2組追い越していった。考えると朝から同じコースを行く人には稜線で一人、頂上で一人だけしか会っていなかったのだ。
正午キッカリに太郎小屋に着き、最後の食料をお腹に入れた。ここから3時間半の下山で折立発3:50のバスに乗る。これまで何とか持った足だが下山中持つか?バスに間に合うか?せっかく昼食時に知り合った同じコースの人とも同行せず、一足先に出発。どうせ途中で追い越されるはず。ひたすら時間との戦いで足に命令する。途中再度レモンをかじり、ひたすら歩いてなんとか折立に下山。思ったより早く、バスの時刻より50分も前だった。多分コースタイムが多めなのだろう。そう言えば前回のときも2時間半位で下りたようだった。ともあれ、汗を拭き着替える時間もあり、そしてオカリナを吹いて山にさよならできたのは大満足。山よ、今度来るときにはまた笑って迎えてよ。

      
    黒部五郎岳頂上        赤木岳頂上(ガスっていた)      北ノ俣岳頂上



2009年11月15日(日) 市民ハイキング 笠置山のもみじと巨石

大阪9:05(大和路快速)→加茂10:10→大河原・・・甌穴巨石群・・・笠置寺・・・巨石群巡り・・・笠置駅

IT友達のHさんに誘われて「市民ハイキング」に3名で参加した。そういえば昨年も10月に参加して、信貴山に登ったっけ。1年に1度の参加ではある。
笠置山といえば以前、大柳生街道をマラソンで走ったときに笠置駅から走り出したような記憶があるのだが・・・。今日はちょうど「もみじまつり」が行われていた。
笠置駅のひとつ先の大河原駅で下車。南天が多く赤い実が見事。柿が実り、心の原風景のような里山を進むとやがて東海自然歩道の標識がでて、路傍の冬イチゴなどを見つけては歓声が上がる。やがて平らな甌穴巨石群に出て昼食タイム。寒気が入って肌寒い日に、暖かいコーヒーは格別。各々のおやつを交換して楽しいひとときだ。甌穴群(ポットホール)とは、川底の窪みに長年(数十万〜数百万年)かけて生じた渦巻き流による深い穴を言うのだそうだ。午後は笠置大橋の手前で笠置寺へ。本日唯一の標高約300mの登り。拝願料¥300を払ったが、その値打ちは十分。元は修験場というほど、大岩が迫り、胎内くぐりなどスリルと変化に満ちて、なかなか面白かった。巨大な磨崖仏は圧巻。古き時代の信仰の深さに感じ入った。
友達二人は下りでひざに来たらしく、やっとハイキングだったなと実感。帰りの電車では暮色となり、「秋の日はつるべ落し」・・・そのもの。


2010年4月18日(日) 天王山→柳谷観音→長岡天満宮市民ハイキング
 


久しぶりの市民ハイク。近場をブラブラ歩きの感覚で、市街は八重桜、山に入れば遅咲きの山桜を楽しみつつ、いつもの友人とおしゃべりしながら参加した。途中、酒解神社・柳谷観音・奥海印寺などを経て長岡天満宮で解散。時節柄、タケノコの産地でもあるので、路上で朝掘りの白筍を買い求め、帰ってすぐに食べた。やわらかく、美味しかった。



2010年5月29日(土) 中山駅→山頂→山本駅 トレーニング山行 

6月には市民ハイキング主催の「福地山・奥飛騨トレッキング」に参加申し込みをしているので、少しはトレーニングをしておかなければと、足慣らし。いつも奥の院へ行ってしまうので、今度はきちんと山頂へ行くコースを確認しておきたかった。夫婦岩を過ぎて少し行くと分岐があり、奥の院ならぬ中央展望台を通って山頂へ着く。そこから縦走して岩場を越え山本駅へ出た。ほんとは前回の市民ハイキングのコース、山頂から十万の辻を経て、大峰山・桜の園へ降り、武田尾へ出たかった。依然一度歩いたコースだが、今いちコースを覚え切れてないので、とりあえず無難な方をとった。家から家までの所要時間5時間、全く疲れは無く、帰ってから二の切公園でオカリナの練習をした。

2010年5月30日(日) 岡本→保久良神社→六甲山頂→宝塚 
トレーニング山行

昨日に続いて上天気。どこへ行っても鳥は居そうに無いし、また山でも行くか・・・、と朝起きてから考えた。冷蔵庫にはバナナと夏みかんくらいしか入っていない。大き目のおにぎりを1個作り、お茶を入れて・・・、そうそう、蚊取り線香は必需品だ。コンビニでパンを1個買い足し、さて、どこから登り出そうか・・・?とりあえず電車に乗り、芦屋川で降りようか、岡本にしようかと迷った。が、ふと、保久良神社のサンコウチョウが頭をよぎった。それで決まり、岡本から出発だ。
案の定神社では鳥の気配は何一つなし。予想はしていたものの寂しい限り。休憩する気も無く前進。風吹岩で小休止。昨日中山縦走しているので足の調子はすこぶる快調。雨ケ峠で再度小休止。本庄橋辺りでいつものオカリナが聞こえてこないかと耳をすましたが、今日は不在らしい。そのまま七曲がりを経て山頂へ。ちょうど岡本から3時間。まずまずのペースだ。当初は無難に有馬へ下山しようと思っていたが、急に、同じトレーニングなら宝塚まで行こうかと思った。最近歩いてないから少し不安はあったが、体調の良さが背中を押した。鳥居茶屋からは足を痛めないようマイペースに専念した。大平山で小休止。車道を横切り、塩尾寺まで黙々と歩く。眺めの良い所は少なく、薄暗い山道の連続だ。時折ランパン姿のランナーが追い越していく。昔の自分の姿そのものだ。やっと塩尾寺に到着。残った水とチョコレートを口にして、最後の正念場宝塚駅までの急坂を頑張る。ほとんどの人がこの駅までの行程で足に異常を来たす。今日も途中で一人、足を引きずって歩くハイカーが居た。気の毒で声もかけられない。無事宝塚に着いてホッと一安心。立派にトレーニング山行を完歩できた。多分春山は大丈夫だろう。体中に心地よい疲れを感じた。



2010年6月7日(月)〜9日(水) 奥飛騨トレッキング(市民ハイク遠征登山) 

市民ハイキング主催の「福地山・奥飛騨トレッキング」に参加した。この団体への参加は初めて。前々回の市民ハイキングに友達と参加したときに、全くの思いつきで申し込んでしまった。いきさつはともあれ、登山というよりピクニックのような今回ののんびりハイキングに拍子抜け。でも、私も齢だから、これからはこんな風にゆっくり登山もいいのでは・・・。


第1日目 6月7日(月)
大阪7:00→名神一ノ宮→東海北陸道・郡上八幡→「飛騨美濃せせらぎ街道」清美→11:00大蔵百滝めぐり→美山荘(泊)


少し早いが、有名な蕎麦処の前で持参のおにぎり昼食。何人かはお店の中へ。都会の喧騒から離れてここは別世界。曇りがちゆえに、木々の緑はみずみずしく空気も清々しい。今回の参加は40人足らず。皆、同年齢か少し上の人達。いずれも足自慢の面々らしく、今日のコースはお手のもの。野草に詳しい人が多い。少し歩くと直ぐ滝が見えて、「羽衣の滝」に始まり、いくつかの滝を経て、「登竜門滝」、最後に「大倉滝」が現れる。いずれも美しく、流れの変化に見とれる。周回コースで帰りは違う道を降りる。全工程2時間くらい。今日はこれでおしまい。ひょっとして鳥が居たらと双眼鏡を持参したが、オオルリかキビタキの声がするだけで姿は見れなかった。
宿に着き、時間が早いので、近くの「たるまの滝」をブラリ見に行く。これがなかなか。「ナイヤガラの滝」ミニ版といったところ。滝の下へ入り込み、後から豪快に滝水の落ちるのを見れるしくみ。その間真っ暗闇。携帯の明かりを頼りにそろそろ歩く。通り抜けると川の向こう岸に出た。「オーイ」と手を振ってみる。
部屋割りは4人ずつ。温泉に入り、夕食をとり、明日の本番に備えて早めに就寝。

第1日目
 
      
大倉百滝めぐり岩を落ちる流れが千変万化 夕方宿の近くのたるまの滝(ナイヤガラの滝ミニ版?)  2泊した美山荘奥飛騨らしく囲炉裏端・・・

第2日目 6月8日(火)
宿出発8:00→福地温泉・昔話の里入口→憮然平→第2・3・4展望台→11:30福地山頂上(昼食)→谷川コースで下山14:00→化石群見学→散策がてら宿へ(泊)

早朝5時、何か鳥が居ないかとバードウォッチングに出たが、居たのはキセキレイ営巣中とホオジロ・カワラヒワのみ。キジの声がしていたが見れず。そのうち朝市に来た同室の3人に同行、値切って千円になった漬物3種を買った。
今日はメイン登山、福地山。登山口までバスで行き、体操をしてから登り出す。野草が多く、羅生門かづら・稚児ユリ・雪ザサ・花筏・二人静・エンレイソウ・などを楽しみながら登る。ところが、何故かやたらと息苦しい。冷や汗が出るくらい・・・。先頭のリーダーがほんとにゆっくり歩いてくれたので、やっと何とか落伍せずに済んだが、??(同じ道を帰りも歩いて、急な上り坂の連続だったことを知った)。憮然平に着いて一息入れてからはいつも通りの自分に戻った。雨の予報だったのに降るどころか、
槍・穂高連峰がばっちり見えて、4年前に登った焼岳を目のあたりにして感慨無量。尾根違いの笠岳はその続きで登ったっけ。槍から北へ続く尾根の先の双耳峰が双六岳だ。これらは全部制覇した山々・・・。頂上で見渡すと、それぞれの山の思い出が蘇る。今度はゆっくりペースでもう一度訪れてみたい・・・。山への愛着がふつふつと湧き出てくるのを感じた。
それにしてもこの福地山、名前も知らない山だったが、こんなに展望が利く優れものだったとは、儲けもの。展望をたっぷり楽しんで下山にかかったら、アップダウンでなく、ほとんど下りの連続に、今度は脚を傷めないかと気になった。膝が笑う寸前で登山道入口に戻り、時間が早いので、ついでに「化石群めぐり」へ。太古の昔のフズリナ,サンゴ,ウミユリ,巻貝などの化石が残った岩が次々。ほんの30分足らずで入口に戻った。
それでも時間が早い。バスに乗らずに、昔話の里をブラブラ散策しながら、程よく疲れて宿に帰った。入浴後、ヨガに詳しい同室の仲間に教わってしっかりストレッチ。食後は1室に集まりビデオ観賞会。ほろ酔い加減で就寝。


平湯大滝・公園から直ぐ
りっぱな正統派の滝?

福地山から臨む槍・穂高連峰
左端の鋭尖のピークが槍ケ岳

4年前登った焼岳
福地山から目前で堂々の姿

焼岳の続きで登った笠岳も
見えた。笠新道がきつかったなぁ。

乗鞍岳・スキーでは何度も
行ってるが、登山では未登頂
 
  アカ(紫?)ヤシオ



第3日目 6月9日(水) 
宿8:00→平湯大滝→平湯キャンプ場→オオネズコ→平湯キャンプ場→帰阪


先ず平湯公園の奥にある「平湯大滝」を傘をさして見る。今日は晴れのつもりなのに雨。が、キャンプ場へ着く頃には雨は止んでいた。「オオネズコ」とは、ヒノキ科の常緑高木で、樹齢千年・高さ23m・幹周7.6mの大木。なんでも「森の巨人百選」に紹介されたらしい。キャンプ場から20分登ったところに大事に囲いの中で植わっていた。
これで今回の奥飛騨トレッキングツアーは終了。後はバスの中で眠って帰った。たまにはこういう楽ちん山行もいいかも・・・。


オオネズコ・ヒノキ科・
クロベ(黒槍)属の大木

稚児ユリ


クリン草の群生


2010年7月17日(土) ブラリいい旅・西国街道

ITの友達に誘われて、街中を歩く歴史ウォークに参加した。まさに梅雨明け宣言のその日、かんかん照りの中の西国街道歩きとなった。今日のコースは距離にして12km。阪急岡本から今津線の門戸厄神まで。マラソンならば1時間半もあれば完走してしまう。もっと涼しくなれば、ジョギングで西国街道を走破してみるのもいいなぁ。
とはいえ、せっかくなら、由緒ある神社や西国街道を偲ばせる一つ一つを確認しながらのブラブラ歩きも乙なもの。芦屋から西宮へと昔の暮らしを思いながら、汗をかきかき、門戸厄神駅に着いたのは3時だった。

2010年7月31日(土) 六甲トレーニング 宝塚→山頂→有馬

連日の猛暑、家に居るのがつらい。ならば、外へ出ればいい。鳥も居ないときは山に限る。というわけで、私の考えは大方端的に行動につながる。前回は岡本→山頂→宝塚のコースを歩いて、快調だった。この調子なら、宝塚→山頂→芦屋川も大丈夫だろうと、次回に予定していたので、今日はその実行日いうことになる。
先ずは宝塚→塩尾寺までのプロローグ。日常、脈拍が35と少ないので、出だしは慎重に1時間かかった。お寺でお賽銭を入れて今日の無事を祈る。心肺も順調に慣れてきて、ここからが本当のハイキングの始まり。ところが、??、とっ初にハプニング!!過去に何度となく歩いているコースだけに、今日に限って最初の分岐で敢えていつもと違う方を取った。「この道も多分先で縦走路に合流するだろう」と予測した。否、思い込んでしまった。いつもと違う道を新鮮な気持ちで歩くうち、案の定縦走路に出た(と思った)。気を良くして更に進んで行くと、ソウシチョウのおしゃべりをするような鳴き声がした。立ち止まり姿を探したが、見つからない。そのうち道は階段状に下り出した。「おやっ、まだ縦走路ではなかった・・・、この先かな?」 ところが、下った所に鉄塔が現れた。「あぁ、赤子谷を遡行したと
きのあの鉄塔だ」と二つ目の思い込み違い。ここならすぐ側に縦走路があるはず・・・が、無い。しばらく辺りをウロウロしたが、標識が見当たらない。そしてやっと2度の思い込み違いをしていたことに気づいた。私は今、赤子谷の東尾根をかなり下った位置にいるらしい。幸い自分がどの道を歩いてきたかは覚えていたので、慎重に元来た道をたどって引き返した。やっと振り出しに戻って時計を見ると、なんと1時間のロス。意気消沈。もう今日は止めようかと迷ったが、結局気を取り直して再出発。それでなくても今日のコースは山頂までの最もきつくて長いコース。若いグループにどんどん追い越されながら、ダメージは脹らむばかり。いつもなら余裕の休憩を取りながら進むのに、今日は疲れきって、切羽詰っての休憩ばかり・・・。やっとの思いで山頂に着いたのは午後2時前。なんと、振り出しに戻ってから4時間もかかっている。足の調子も良くないので、下山は当初の予定を変更して一番易しい魚屋道を有馬へと下り、バスで宝塚へ。
六甲を侮るなかれ!一度縦走路からはずれると、迷路のように道が入り組んでいる・・・



2010年8月22日(日) 
谷川岳 3年ぶりの夏山登山(単独行)

8月21日(土)大阪発夜行バス→翌朝22日7:25長岡駅7:35→8:35土合駅8:38(バス)→ロープウエ
イ駅→谷川岳登山指導センター9:05→送電線鉄塔→標識小ピーク→クサリ場→ラクダの背→ガレ沢の頭→氷河の爪痕→13:40トマノ耳(1963m)→オキノ耳(1977m)→14:30肩の小屋→天狗の止まり場→熊穴沢避難小屋→16:05天神平→ロープウエイ駅17:02(バス)→土合駅17:52→20:05長岡駅・夜行バス21:20→翌朝大阪駅着


3年前夏山登山を止めた後、偶然テレビで、田部井順子さんの指導の下、NHKアナウンサー氏が谷川岳を登る番組を観た。私の意識の中では関東より東の山はほとんど問題外だったが、何故か谷川岳だけは例外で、何となく気になる山だった。多分、良きに付け悪きに付け、それほど良く耳にする山だったのだろう。だからテレビを期に、俄然、「谷川岳に登りたい」気持ちに火がついた。そして今回初めて100名山の一つだと知った。というくらい、谷川岳については何も知らない山なのだ。当初は当然山小屋1泊の予定だったが、調べるうちに、ほとんどの人が日帰りで下山している。また、避難小屋は多いものの、縦走するにも適当な場所に山小屋が無い。せっかく遠くまで出かけるのだから駅近くにでも1泊して、ついでに有意義な鳥見でもしたかったが、何せ不案内な地域柄ゆえ情報も無く、さっさと帰阪することにした。というわけで、結局、夜行バスで翌朝着き、日帰り登山し、その日の夜行バスで翌朝帰阪するという、超過激スケジュールを余儀なくされた。
勿論体力の低下に多少の不安はあったが、登り4時間半のコースタイムなら大丈夫だろうと読んでいた。ところがどっこい、このコース、日本三大急登の一つだったとは・・・。前回の六甲トレーニング登山でも感じたように、極端に登りに弱くなっている私・・・。心臓のせいとばかり言えない脚力の低下があるのだろうか?
今までの夜行バスの経験から、長岡着が予定時刻より大幅に早く着くと見込んで、新幹線の乗り継ぎにわずか5分しか取っていなかったので大慌て。事前にジパング切符を買っておいて良かった。そして土合駅に無事到着。駅前でロープウエイ行きのバスがすぐ来ると聞き、約30分の無駄な歩きをカットできラッキー。日曜だから沢山の登山者が居るだろうと思っていたが、西黒尾根コースを行く人は見たところ私の外3人のみ。登山指導センターに登山カードを入れ、偶然バスを教えてくれた親切なS氏と一緒に登り始めた。しばらく樹林帯をゆっくり私の歩調に合わせて歩いてくれていたが、さすがに私の方がいたたまれず、先に行ってくださいと頼んだ。登り始めは特に心臓の声をききながら歩きたかった。樹林帯を抜けると視野が開けて周りの山々が幾重にも広がっている。残念ながら地図を広げて山々を確認する余裕は無い。今のところコースタイムどおりだが、どうやらこのコース、登りonlyらしい。おそらくこの先タイムが早まろうはずがない。しかしこの時点ではまだ気持ちに甘さが残っていた。すぐにクサリ場が出てきた。まさしく急勾配。緊張の場面が続いた。以前はこんな所も楽しめたのだが、今日はあせり心が先行する。案内書どおりに3つのクサリ場を越えると、「ラクダの背」の道標があり、すぐに厳剛新道との合流点「ガレ沢の頭」に着いた。この頃から左足が攣れるようになってきた。靴を脱ぎ、足首や膝・ふくらはぎに薬を塗った。塩分の不足が気になるのでパンと一緒に塩漬けキュウリを食べた。少し元気になったが、すぐにもっとも危険な滑る岩の登りに入った。黄色い矢印の岩を見逃さないように一つ一つ慎重にクリアしていく。今度は右足がこむら返りのようだ。また立ち止まって薬を塗る。今度はクエン酸補給にレモンを頬張る。どうも食欲が出ず、おにぎりを食べられない。時間ばかりが気になる。コースタイムどおりに行けないと、小屋泊まりになるかもしれない。その場合、今夜の夜行バスをキャンセルして、明日に変更してもらえるだろうか?などとマイナス思考が頭をよぎる。とにかく今は前進。しばらく行くと1枚岩の上で、ハーモニカを吹く男性。あぁ、私もあんな風にオカリナを吹きたかったなぁ・・・。どうやらこの辺りが「氷河の爪痕」といわれる処かな?見上げると頂上はまだまだ遠い。さすが谷川岳、生易しくはないなぁ・・・。ここまでくれば先に行くしかないのに、今更に後悔が首をもたげる。心臓のせいか、脚力の低下のせいか、休憩しても10歩も歩き出すと元の木阿弥、しんどくなる。緩やかな笹道に出てからもペースは思うようにはかどらず、目前の頂上・トマノ耳までがやたら遠かった。今から思うと、朝から碌に食料を口に入れてなくて、エネルギー切れを起こしていたのかもしれない。トマノ耳では一緒に登り始めたS氏が1時間前に着いたと待っていてくれ、私がもう一つ先の最高峰・オキノ耳を往復する間に、温かいトマトスープを作ってご馳走してくれた。その美味しかったこと!これからは私も山ではトマトスープに決まり!S氏は往きのコースをそのまま下山する予定。私を待ったお陰で時間ぎりぎり。「また下のバス停で会いましょう」とすぐに別れを告げた。私は天神平駅まで下り、そこからロープウエイを利用するつもりだが、今のペースではそれも時間ぎりぎり。簡単なハイキングコースと聞いたので、まるで地図も見ず、標識と他人に聞きながらひたすら歩いた。天狗の止まり場という岩で若者の団体を追い越したが、一向に疲労感が軽くならないのに疑問を感じ、初めて私は空腹なのだと気づいた。熊穴沢避難小屋を過ぎ、木道の半ばでロープウエイ乗り場までもうわずかだと聞き、やっとその場に座り込んで無理やりおにぎりを食べた。何とか余裕でロープウエイで下り、汗の服を着替えて、土合駅行きの最終バスを待った。S氏が間に合うか心配だったが、見覚えの笑顔で近づく姿に安堵。なんと、あの緊張の下山コースをわずか2時間で下りたという。S氏への感服の思いと、自分の不甲斐なさが脳裏を交叉した。
更に、土合駅ではとんでもない特異なホームへのアクセス方法を、知らなければ確実に乗り遅れて、結果として夜行バスに乗れずに帰阪できなくなってしまうところを、S氏のお陰で危うく免れた。というのは、土合駅では下りホームがとてつもなく遠く、階段を10分以上も下った地下深くにあったのだ。朝着いた時はすんなりと改札口に出たので、まさかそれとはつゆ知らずのんびりと列車の来るのを待っていたに違いない。勿論無人駅で注告してくれる人もなく、ホームへの階段はだヾッ広く、電灯は薄暗く、吹く風はうすら寒く、まるで妖怪が出てきそうな気配。「世にも不思議な・・・」駅だった。昔は谷川岳登山の最寄の駅で賑わったが、今では利用する人は極端に少ないようだ。
そんな驚きもひっくるめ、帰りの電車は食べ忘れたハムやおかきをアテに缶ビールを飲みながら、S氏とおしゃべりしてあっという間に長岡駅に着いた。Sさん、最初から最後まで、大変お世話になり、有難うございました。不本意に終わった谷川岳、早くもリベンジに火がつきそう。また来年もチャレンジするかも・・・。





ラクダの背・前方中央
トマノ耳とオキノ耳(右)

ガレ沢の頭・ここから
滑る岩の緊張場面が始まる

谷川岳頂上・トマノ耳
へとへとで辿り着いた

オキノ耳・もう一つの最高峰
こちらの方が14m高い

天神平・下山はここから
ロープウエイを利用した

土合駅の下りホーム
地下深く、妖怪が棲む?


2010年10月7日(木) 宝塚〜六甲山頂〜芦屋川(トレーニング山行)

宝塚8:25→塩尾寺(休)9:15→大谷乗越10:00→大平山(休)10:40→鳥居茶屋車道口12:55→一軒茶屋12:10(昼食・鳥見)13:15→雨ヶ峠14:05→風吹岩15:00→15:50芦屋川駅

秋の晴天が続くので、急に山へ行こうと思いついた。このところ不本意な山行ばかりが続いているので、今度こそ宝塚から芦屋川への順調なトレーニングを果たしたかった。
朝一はひんやりするくらいで、出だしから前回とは違う快適気分が感じられた。塩尾寺で身支度を整えてスタート。勿論迷わずに全縦コースをとった。ほとんど誰にも会わずに塩尾寺に到着。体のどこにも1時間弱を登った感じはない。そのまま大谷乗越・大平山・一軒茶屋へと全く疲れ知らず。前回とは大違い。猛暑と夏バテが原因だったのだろうか?
食後、せっかく持参の双眼鏡で鳥を探したら、カケス・メボソムシクイ・ホオジロ・ウグイス・コサメビタキを見つけた。もう少し寒くなるとベニマシコやノゴマも茶屋の周りにくるという。こんなに快適なら、次回はプロムナと三脚も持参して、冬鳥を撮ってみたいもの。やっと本来の自分に戻れて大満足。自信回復となった。

                                     



2010年11月3日(水) 
大峰山・稲村ケ岳 単独行

近鉄阿部野橋6:50→8:03下市口8:17→9:10洞川温泉バス停→10:35法力峠→11:55山上辻12:10→12:50稲村ケ岳山頂13:10→山上辻13:45→法力峠14:55→16:00バス停

大峰山は以前に大体登ってしまった。が、山上ケ岳は残念だが女人禁制で登れず、すぐ側の稲村ケ岳も何故か今まで足が向かなかった。偶然関東の知人がツアーで山上ケ岳に登り、例の修行と称する怖い岩からの覗きを体験したと聞き、急に自分もせめて側の山へ行ってみようと思った。それにしても大峰山は大阪からは遠い山だ。
近鉄下市口から急行バスで約1時間。祝日だから大勢の人だろうと思いきや、稲村ケ岳へ登る人は私を入れて3人のみ。それも途中で追い抜かれて初めて分かったので、前半は一人旅。道は分かり易いが、初めてのコースでの一人旅は淋しい。法力峠までのタイムが気になったがほぼ標準並み。後半の山上辻までは一気に行けると思ったが、またもや足にこむら返り。最近1回おきに足にトラブルが起きる。六甲のように慣れたコースなら気持ちに余裕があって、休憩も早めに取るが、今回は初めてのコースで緊張して前進をあせり、谷川岳のときのように、バナナ1本を食べただけの水分・エネルギー不足が原因だろうか?稲村ケ岳と六甲、さほど差があるとは思えないのだが・・・。ともあれ、山上辻の手前で、眼前に異様に聳え立つ雪化粧の山頭が、稲村ケ岳の頂上だとは一目で分かった。まるで垂直にも見える頂上に、「あれを登るのか・・・!」と思わず身震いする感じだ。地図では目前の頂上まで50分とある。キレットも1箇所あるようだ。とにかく頂上では飲食禁止でもあり、このやたら風が強くて寒い山上辻で昼食タイム。熱いコーヒーが五臓六腑にしみ亙る。おにぎりを1つ。あまり食欲が出ないのも谷川岳のときと似ている。というか、寒いし、早く頂上へ着きたい・・・!食事もそこそこに歩き出したら、思ったより簡単に登頂。なんと・・・!! 一面樹氷の世界!輝く氷の枝を透かして、見下ろす燃える紅葉の山々・・・。標高1,726mの標識を眺める顔に白い息が流れる。丁度、風がぴたりと止み、寒さが和らいで、しばし頂上のパノラマを楽しむ。ほとんどは奥駆けで縦走した懐かしい山々ばかり。だからこそ隣の山上ケ岳の女人禁制が恨めしい。先客の2人と話すうち、同じ豊中の人と分かり、奇遇に唖然。帰りはやはり各自マイペースで下り、結局同じバスと電車で最寄り駅まで話に花。またどこかの山で会いましょう。


法力峠・右は観音峰へ

山上辻・小屋とトイレあり

頂上の樹氷

頂上1,726m・後が山上ケ岳

2011年2月20日(日) 市民ハイキング 「雄岡山・雌岡山」

神戸電鉄・緑が丘駅→雄岡山(オッコさん)→大皿池・金棒池→雌岡山(メッコさん)→志染駅(シジミえき)


神戸電鉄沿線は鵯越駅か鈴蘭台辺りしか知らなかったので、オッコさん・メッコさんという山があるのも知らなかった。わずか240mほどの山だが、ずばり雄・雌、対の名が面白い。周りはやたら池が多く、池の中に田んぼがあるような所。寒さも和らいで、団体でのどかに散策の一日となった。
2011年3月2日(水) 六甲山 トレーニング山行&鳥見
宝塚8:30→12:10山頂13:00→14:35風吹岩→15:15保久良神社→岡本


いつも通りトレーニング山行。天気予報を見ていったのだが、山頂でおにぎりを食べるころから雪になり、下山中ずっと振り続けた。体調は至って快調、疲れ知らずに終わった。最近体調がいい時と悪い時が交互にくるようだ。

(←六甲山頂のアンテナ塔。青空に雪雲が広がり、すぐに降り出した。)



2011年3月6日(日) 金剛山 トレーニング山行&鳥見

紀見峠9:05→9:55山の神→10:35西の行者堂→11:05杉尾峠→11:30行者杉→12:15千早峠→12:50高谷山→13:15久留野峠→13:50伏見峠

先日の六甲が余りに快調だったので調子に乗ってまたハイキング。今度はもう少しハードに紀見峠〜金剛山を計画。過去に何度となく歩いたこの道、ダイヤモンドトレールの縦走も数度。しかしここ10年来ご無沙汰している。が、体調は上々。ほとんど小休止のみでコースタイムどおり。まだまだ私も捨てたものではないとちょっぴ自信?キャンプ場辺りで2時間くらい鳥見ができる予定でせっせと歩いたが、伏見峠に着いたら待っていたようにまた雪が降り出した。六甲の時と同じパターンだ。久留野峠辺りから雪中登山となって、予想外だったが、晴れていれば鳥見は可能と思っていただけにがっかり。しかも、伏見峠から下山予定が、急坂に凍てついた雪はアイゼンがあっても危なそう。諦めて早々にロープウエイで下山した。今回は鳥見なしのトレーニングのみということで、少々不満あり・・・。
2011年5月17日(火)
岡本→保久良神社→
六甲山頂→宝塚

鳥の声を聞きながら)
いつものトレーニングハイキング。今回は、岡本→保久良神社→山頂→宝塚のコース。保久良神社ではほんの15分ほど、サンコウチョウがいないかと探したが、今年もだめ。ずっと山奥、黒五ダムの方で営巣しているらしい。しかし時節柄、鳥の声は多かった。いつの間にか私も結構鳥の声が分かるようになってきたんだ・・・。
初めからずっと楽しませてくれたのはやはり
ソウシチョウウグイスもあちこちでエールを送ってくれた。保久良神社ではコゲラのドラミング、風吹岩を過ぎた頃ホトトギス・ツツドリの声。しばらくしてピーポプリとキビタキ。雨ヶ峠ではカッコウ、これでトケン類の代表3種が揃った。また、キジの大きな声も。本庄橋を過ぎた七曲でオオルリ。山頂でカワラヒワ・ホオジロ・シジュウカラの声と姿。アマツバメが飛ぶのも見た。あえて鳥の姿確認に翻弄せず、声を聞き流して歩くというのもいいものだ。どうやら鳥の声は山頂までの表側が多く、午後という時間帯のせいかもしれないが、宝塚への尾根伝いでは無かった。ただ、大平山の車道の梢で、ホオジロが盛んに囀っていた。
2011年6月5日(日)
in金剛山
トレーニングは順調
紀見峠7:45→山の神8:35→西ノ行者9:30→杉尾峠10:10→行者峠10:30→千早峠11:10→久留野峠12:10→伏見峠12:40→以後鳥見して下山
3月の時と同じパターンで六甲で様子見、金剛山で本トレーニング。今回はより順調に、こまめに休憩を取る余裕もあって、ほとんど疲れ知らずに終えた。途中ではカケス・ホトトギスがしきりに鳴き、千早峠周辺ではツツドリが多かった。何度か姿を見つけようと試みたが声だけで、やっと頂上の餌場でカケスをゲット。なんと、ここでも顔見知りのカメラマンたちが数人。皆今どきはこんなところに来ているんだ・・・。葛木神社周辺にミソサザイ・アカゲラ・アオゲラが居ると聞いたが、かろうじてミソサザイを見ただけで、間もなく小雨が降り出して早々に下山した。果たして今夏山の谷川岳登山はどうなんだろう?

(←念仏坂を下山時、クリン草が1株保護されていた)
2011年6月13日(月)
北摂の山を楽しむ会
多田銀山
能勢電・日生中央駅10:00→12:00多田銀山→静思館→15:00日生中央駅

友達に誘われてひょいと参加してみた能勢歩き。多田銀山も以前行ったことがあるし、たいして期待もしていなかったのに、予想以上の自然いっぱいに、行って良かったぁ・・!ヤマボウシの花が咲き、ハコネウツギやヘラオオバコ・ノビル・シャモジサボテンの花など民家や道端にしっとり咲いている。梅雨時の晴れ間だから木々は生き生きしている。そして、少し山道に入るとササユリ、続いてヒメサユリが待っていてくれた。山歩きにおいてこれほどの贅沢は無いよ!銀山の坑道跡へ入るとひやりと冷たい空気。これからの暑い夏、時々ここへ涼みがてら鳥見に来ようかな。
      
  ササユリ           ヒメサユリ(オトメユリ)         ヘビトンボ だって・・・。
2011年7月14日(木)
in六甲
トレーニングハイク
宝塚8:00→塩尾寺9:00→大谷乗越10:15→12:40一軒茶屋13:15→16:20芦屋川

6月は金剛山を軽くクリアーし、トレーニングは順調と思っていたら、ここ数日の猛暑続きの所為か、ヘロヘロの結果となった。大平山から山頂迄に何度か脚が攣れた。下りも疲れが取れず慎重を強いられた。暑さのせいなのか? 白内障の手術の後、それまでスポーツ心臓といわれた脈拍が35→70と一挙に倍上がったことに関係があるのか・・・?
2011年7月23日(土)
in六甲
トレーニングハイク
芦屋川8:00→9:30風吹岩→11:00雨ケ峠→12:15山頂13:00→16:00宝塚

前回が不本意だったので、谷川岳本番までにもう一度トレーニング。またもや苦しい登り。宝塚側より勾配が急なためか?風吹き岩迄に、息が上がって数度の立ち休憩。やはり今日もだめか・・・。谷川岳が遠のいてゆく。が、頂上直前の七曲がり辺りから急に体が軽くなった。皆が苦しむ胸付き八丁を意外なペースで登りきり山頂へ。ゆっくり昼食タイムの後、下山もすこぶる快調。??どうなってんの、私の身体・・・。
2011年7月29日〜30日
谷川岳
豪雨で断念
早々に夜行バスの手配をしてしまったので、豪雨が続いているのを承知でGo。昨年から何度もトレーニングを重ねて、今年のリベンジ成功を願った谷川岳。行けばなんとかなるだろうと思ったが、新潟・福島豪雨の真っ只中へ突入したものの、土壇場で断念。仕方ないと言えばそれまでだが・・・。
今回の計画はせっかくだからと、先に巻機山(百名山)を登り、翌日谷川岳の予定だった。場所を変えて現地二泊。ところが、初日の巻機山への六日町行き電車が不通。次善の策で、巻機山をやめて谷川岳だけでもと、「土合山の家」に宿泊変更。衰えそうにない雨の一夜を過ごしたが、翌日も終日降り続いたようだ。私は朝になり、山道の崩れも考え早々に断念、帰阪を決意。あぁ、谷川岳リベンジは先送りか・・・。かくして土合駅へ。なんと、土合→水上間もすでに電車不通。バスは二時間後、それも来てくれるかどうか?前も後も行く手を阻まれ、途方に暮れていると、見知らぬ山の仲間が救いの手。水上駅まで車で送ってくれた。

そこから私の青春18切符の旅、新記録が始まった。
水上7:31→高崎→上野→東京11:04→熱海→浜松→17:07豊橋→大垣→米原18:41→20:13大阪もし谷川岳を登っていれば、登り下り9時間を予定していたのだから、約13時間足らずの電車の旅は楽なもの。早く帰ってもぎりぎりに帰っても、今日一日の行動は同じこと。電車の中では大方寝ていたので、帰ったらシャキッとしていたよ。
2011年8月13・14日
in須磨アルプス
続連アタック、完歩ならず
須磨アルプスは長年ご無沙汰だが、直近数回はいつも横尾団地から高取山へ取りついていた。昔の禅昌寺からのコースが懐かしくて今度こそは昔のコースをたどりたいと思っていた。が、1日目は思わぬ失敗。序盤の旗振山から鉄拐山を通り高倉台団地へ向かうつもりが、いきなり下りだし、??ながら引き返さずそのまま町中へ下りてしまい戦意喪失、昼過ぎに帰宅。翌日気を取り直して再度GO!今度は順調に須磨アルプスを通過し、いよいよ昔懐かしい禅昌寺コースを目指した。板宿方面がそれときいていたのだが、とんでもない回り道。最早禅昌寺への山道は無くなったようだ。以前は須磨アルプスを通過後、あっという間に階段を降りて禅昌寺にでたのだが・・。35度を超える猛暑の中、何度もハンカチの汗を絞りながら藪こぎして、やっと禅昌寺に辿り着いた時は体力も気力も使い果たしていた。5つの山を登り下り、最後が高取山でこれを終えると鵯越駅まで忍耐の1時間町中歩きが待っている。とりあえず高取山に取りつこうとしたが、思いとは裏腹に体内信号がNoを発信したようだ。熱中症になりかけているかもしれない。たかがトレーニングハイクで大事を起こしてはいけないと、山歩き歴初めてのリタイア決断。昨日に引き続き情けない結果。やっぱり年齢なんだ・・なぁ。

2011年9月10日(土) 谷川岳(見事に完歩) 昨年のリベンを果たしたよ。

昨夏三年ぶりに挑戦した夏山・谷川岳。何とか山頂に立ったもののヘトヘトで、岩場を楽しむ余裕も無く、その場でリベンジを決意した。その1年後の今夏、豪雨のために果たせずに帰阪。9月になって再度の挑戦となった。幸い昨年偶然登山口で一緒になり、山頂で待っていてくれた地元のSさんが今年も一緒して下さることになった。しかしお互いペースが違うので、12:30に山頂で会う約束となった。

谷川岳ロープウエイ→西黒尾根登山口→送電線→小ピーク→樹林帯終了→鎖場3箇所→ラクダのこぶ→ガレ沢の頭
    7:00        7:20      7:35  8:15    9:15             9:50
(厳剛新道合流)→氷河の爪痕→ザンゲ岩→肩の小屋→トマの耳→Sさんと合流→オギの耳→トマの耳(昼食)・下山開始
                           11:40  12:00                            13:10
→ガレ沢の頭→樹林帯→小ピーク→登山口 土合駅→長岡駅 夜行バス →大阪
  14:25  14:50 15:25  16:10 17:52 20:05 21:40 翌朝6:30

日々変わる天気予報に一喜一憂したが、当日は晴れ。Sさんとの山頂合流に遅れないよう十分な余裕を見込んで出発。どんなにトレーニングを重ねても本番の体調は当日にしか分からない。ロープウエイのロッカーに不要なものを預けて、できる限り身軽になる。登山口手前の山岳指導センターに登山届を提出し、いざ、登山開始。いきなり急登で小岩が多いが、まずは順調に歩く。しかし暑くもあり、思ったほど楽ではなく、登りはやはりしんどい。樹林帯を抜けた所で、案内通り谷川岳のトマの耳がはるか遠くに見えた。晴れているので山々の稜線がはっきりしている。そこへSさんから電話。今から登り始めるとか、・・私の方が早過ぎたかな?しかしまだ序盤、いつバテるか分からない。とにかく気を緩めず進む。すぐに鎖場が続き、慎重に行くが結構危険・・・。前回はしんどさのあまり、危険度も覚えていなかった。それにしても昨夏はほとんどコースで人に会わなかったのに、今回はそこそこの人数だ。秋の方が多いってことかな?ラクダのコルから先はずーっと岩続きで緊張の連続だ。所々の岩の黄色の矢印を見落とさないように行かないと、とんでもない方へ踏み込んでニッチもサッチも行かなくなるので要注意。やがてつるつるの一枚岩から氷河の爪痕を恐る恐る覗いて写真を1枚。ザンゲ岩までまだまだ岩続きで、さすが谷川岳は手強い。ただ今回足の攣れがほとんど無く、昨年のように悲壮感もないのが嬉しい。頂上を目前にして、約束の時間より少し早いので肩の小屋で時間調整。トマの耳に12:00着。これは標準コースタイムだ。すぐにSさんが到着。バスの乗り損ねで遅い出発となり、昨年よりきつかったそうだ。それにしても3時間余で登りきるとはお見事!1年ぶりの再会で顔が分かるかと心配だったが、お互い一目で分かった。せめてオギの耳へは一緒に歩き、ツーショットでパチリ。なんか、こんな山登りっていいなぁ・・・!一緒に昼食で、またまた熱いトマトスープとフルーツゼリーをご馳走になる。私はきゅうりに塩をつけてパリパリかじるのと、グレープフルーツを半分っこ。お腹一杯になったところで、私はお先に下山開始。昨年はロープウエイで下山したが、今回は同じコースを引き返す予定で、登り以上に緊張だ。下り始めてすぐに足の疲れで踏ん張りが利かないのを感じた。怖さは無かったがより慎重を強いられた。ほんの10mほど違う岩を下り、左下方面に正規の道を見つけて慌てて引き返す一幕も。「落ち着け!」と自分に言い聞かせた。長い岩場が終わり樹林帯に入っても小岩が続き、普段ならポンポンと飛ぶように下るところが膝とくるぶしに力が入らず一歩一歩でもどかしい。それでも山頂から登山口まで3時間の下りは標準タイムでまずまず。
以上、昨年のリベンジ・谷川岳登山はめでたく終了!
ロープウエイ駅でビールを買い込み、土合駅の名物モグラ階段を降りて、車中ではSさんと1年ぶりの話に花が咲いた。

      
 西黒尾根登山口        樹林帯を抜けた所奥の稜線右端がトマの耳 手前の1枚岩から氷河の爪痕をパチリ
      
 左手前・トマの耳、奥右手・オギの耳  トマの耳から見たオギの耳     オギの耳から振り向いたトマの耳

2011年9月25日(日) 須磨アルプス〜菊水山 3度目の正直は余裕

8月に2度挑戦していずれも挫折は情けない限り。たかが須磨アルプスに手こずるとは思いもしなかった。こんな簡単な山で3度も挑むのが不思議だが、やり通すまでは気が収まらない。からりと晴れた秋日和、急に珍鳥行きがだめになった腹いせも兼ねて、3度目の正直と決め込んだ。

JR須磨9:00→鉄拐山登山口9:15→鉄拐山→高倉台9:50→栂尾山頂10:30→横尾山頂10:30→妙法寺→高取山山頂12:15→鵯越駅13:35→14:55菊水山15:10→16:10鵯越駅

今回は1度試したかった須磨駅から鉄拐山に直接登るコースを取った。六甲全縦の第1ポイント・旗振山を省略したことになる。これが余りに簡単で、拍子抜けする感じ。高倉台まで50分で行ってしまった。先般谷川岳を登った後だけに、例の長い階段も、須磨アルプスのガレ場も軽く過ぎ、前回失敗の原因となった禅昌寺コースは当然やめて、妙法寺経由で高取山へと向かった。以前の記憶では高取山頂まではたいした登りでないと思っていたが、意外ときつく、ようやく疲れが出てきたようだ。最初はこの後の街中歩きで鵯越駅をゴールと予定していたのだが、いつしか今日の調子ならもっと先の菊水山から市ヶ原まで行けるかなと思いだしていた。駅に着いたのは13:35と微妙な時間。取りあえず菊水山へ登った具合で縦走を続けるかどうか決めようと思った。ところが、この菊水山も以前の記憶よりかなり厳しく、時間も予想以上かかってしまった。(うん?コースが遠回りになったのでは??いやいや、要するに、高取山といい、菊水山といい、以前の記憶は元気絶頂期のものだから当然なのだ・・・。)と納得、更なる縦走は諦めて、元の鵯越駅へ引き返した。下山の簡単な鈴蘭台へ下りなかったのが、せめてもの最後の抵抗だった。それでも前回の雪辱を果たす以上の山行に満足、満足。

     
 須磨アルプスの真っただ中     菊水山 このコメントは印象的    登りつめた菊水山頂上

2011年11月8日(火) 菊水山→市ヶ原 ムギマキ探しを諦めてハイキング

9月ごろから渡りの鳥に異変が続き、ムギマキで定番の菊水山も10月末のピーク時にさえ、さっぱりの鳥薄状態。でも、やっと寒くなったのでひょっとしたらこれからかもしれないとひそかに期待して、鈴蘭台駅からハズレを覚悟で様子見に出向いた。が、結果はやはりハズレ。仕方がないので、予定通りハイキングに変更。菊水山頂上→鍋蓋山→大竜寺→市ヶ原→布引の滝→三宮へと毎度お馴染みの六甲全縦コースを歩いて帰った。お馴染みとはいえ、この部分を歩くのは数年ぶり。見覚えのポイントに懐かしさがこみ上げる。コース終盤の市ヶ原に着いた時、平日とはいえ全く人気がなく、細い流れや川原の小石の周り一面に乾いたうら寂しさが漂よっていた。ここだけ一足早い秋の終わり・・・。(写真は市ヶ原)
2011年12月11日(日) 中山縦走

山本駅10:30→岩場下11:05→12:45山頂13:00→奥の院13:45→14:45中山寺


朝起きて、鳥が居なくてつまらない、久しぶりに山でもいってみるかと、思い立った。六甲より手っ取り早い中山に決めた。滅多に行かない山本駅からの逆縦走コースでいくことにした。最初のポイントの岩場では先客の団体がいて、嫌でゆっくりを強いられた。尾根は送電線のルートで鉄塔をいくつも通過する、いたって分かり易い道。山頂まで2時間余り。途中で若いグループの修験行者、6・7名と一緒になった。山頂では北に向かって全員でホラ貝を合奏。独特の音色が山々をこだましながら彼方へと吸い込まれていった。私が昼食後歩き出すと、先に行った修験グループが時折ホラ貝を吹き鳴らす音が遠く響いてきて、心の中が爽やかになる気がした。中山奥の院からはひょっとして小鳥が居ないかと注意して歩いたが、全く気配なしに下山。中山寺で手を合わせ、自分と息子の家族の安泰を祈った。



国見岩からの眺め。昔、都落ちした平家の武士が金勝寺で出家し、この岩に上り、「金勝狛坂 国見ガ岩に 岩にこしかけ わが妻よ」 と歌い、妻子を懐かしんだという




K(コール)ポイントステッカー
2017年6月13日(火) 金勝アルプス単独行ハイキング

JR草津駅9:00→(帝産湖南交通バス)→9:30上桐生バス停→10:15落ケ滝→11:00北縦走線出合→12:10(K10ポイント)天狗岩→(昼食)→12:54白石峰→茶沸観音→13:12竜王山?→白石峰13:26→
14:00狛坂摩岩仏→14:15桐生辻分岐点→14:35新名神トンネル→逆さ観音→15:10上桐生バス停15:30→16:00JR草津駅


先月グループで行くはずだった金勝アルプス、うっかり集合を間違え不参加。私には未踏の山でもあり、気になるので思い切って単独で行ってみた。さすが、・・アルプスと名がついているだけに岩場が多く、思った以上に面白い。バス停から登山道に入るまでが少し分かりにくかったが、後は標識がしっかりあるので迷うことはない。最初はひたすら「落ケ滝」の方へ行き、滝をピストンしてからは北峰又は天狗岩の方向へ進む。やがてK-6ポイント・北峰縦走路との出合に出る。ここからは尾根道を天狗岩までKポイントを辿っていく。ちなみにKポイントとは、黄色いステッカーで、「道に迷ったときは・・」と電話番号が記してある(左の写真参照)。このころから急に足が重くなり、左脚が吊るアクシデント発生。これまで岩場が多く緊張場面が多かった所為だろうか・・。途中、お坊さんの頭が集まっているような奇妙な岩の集まりが見え、進むにつれて近づいてくる。やがてK-10・天狗岩に到着。どうやらここがコースのメインかな?岩の写真を撮ってすぐ次へ歩いていくと、向方からの3人組に天狗岩を上ったかと聞かれた。「え、登れるの?」そういえば案内書に「岩の上に寝ころべる」と書いてあったっけ?相変わらず足の重さを感じながらも、急いで引き返し、多少の緊張感を持ちながら、岩を回り込んで登ると、確かに10数人が可能な平たいスペース。もちろん360度の展望。程なく団体さんも上がってきて早や満員状態。記念写真だけ撮ってもらい早々に下りる。それからKポイントを辿って、白石峰に到着。ここはあらゆるコースの集点で、立派な標識(写真参照)に驚く。ここから今回唯一のピーク竜王山のピストンにかかり、すぐに茶沸観音を見、その次のポイントの標識を竜王山と誤認してしまった。なんとも展望の利かない山頂だなとがっかりし、引き返してしまったのは返す返すも残念。実はその先が本当のピークだったのだ。或いは足の不調が招いた失敗だったのか・・。ともあれ、白石峰に戻ってから狛坂線を下り始めてやっと足が普通に戻ってきた。重ね岩を過ぎ、国見岩では名前の如く展望を楽しみ、ズンズンと下る。やがて、お寺の境内っぽい雰囲気の中、狛坂摩岩仏を発見。時刻は2時。コースタイムを見ると、バスの時間に丁度くらい。余裕をもってゴールできるよう少し早めに歩き、途中新名神のトンネルを越え、逆さ観音を確認してバス停へ20分前に到着。あぁ、もう少しゆっくりすれば良かった・・。
(今回、鶏冠山・竜王山・金勝山いずれも外したので、いつかもう一度これらの山に挑戦したい・・)
 
 落ケ滝           北峰縦走路との出合    お坊さんの頭の集まりのような奇岩  天狗岩 画像はイマイチの迫力だが、結構凄い!
 
 白石峰の標識        茶沸観音          竜王山ピークと間違えた所  重ね石          狛坂摩岩仏


2018年2月18日(日) 箕面・六箇山ート広場→13:30六箇山→望海の丘14:30→15:30桜広場


箕面にアカゲラが居たというので、もし居れば鳥撮りするのもいいが、先日来興味のあった六箇山へのコースを歩いてみるのが今日の主目的。身近な箕面なのに、これまでは鳥見ポイントばかりで、ほとんどのハイキングコースを知らないままに過ごしてきたが、これからは山道を楽しむことを第一目的にしたいと思う。あちこちに案内板があり、「ささゆりコース」など一般向けのコースがたくさんあるようだ。それなりに山馴れしている私だが、やはり未知のコースは慎重に、どの標識もしっかりチェックして進む。箕面駅の観光案内所でもらった簡単な地図では六箇山への登り口は分かりにくいが、歩き進むと小さな標識があり、1m幅の狭い坂道を示している。日曜なのにほとんど人気がなく、慣れない人は見落とすかもしれない。山頂まではほんの10分ほどだが、ぐんぐん上る。標高395.8mの低山ながら、眼下の見晴らしは上々。広がる大阪平野に優しい冬日が満ち満ちている。
帰りは同じ道を引き返すつもりだったが、せっかくなら違うコースを歩きたくなり、別のポイント・望海の丘を経由する「木漏れ日コース」を行く。カケスが居たり、クロジの群れに出会ったが、立ち止まるとすぐに逃げられた。出発が午後だったので滝道に出る頃には傾きかけた陽で影が少し長くなっていた。

     
 
要所には立派な標識がある  肝心の山頂直下の分岐の標識は分かりにくい 山頂手前からの眺め



2018年3月12日(月) 大岩岳〜千刈ダム(北摂の山を楽しむ会例会) 

三田駅・阪急田園バス10:10→10:35清の瀬バス停→10:48千刈東湖岸道→12:10昼食→14:20大岩岳→15:45千刈ダム→16:15道場駅


ほぼ一年ぶりにハイキング例会に参加した。以前バードウオッチングで訪れたことのある千刈ダムが本日のコースの終了地点となる。JR三田駅から阪急田園バスで25分、千刈湖の北端・清の瀬橋がコース起点。東湖岸沿いに南下し、途中で大岩ケ岳山頂を経て、千刈ダムに下山するコース。入山地点は分かりにくく、フェンス越しに入っていく。ほんの4・5分歩いただけで早や山深さを感じさせる。他の山歩きクループは無く、季節的に草も木もまだ冬衣で、道端に赤や黄の華やかさはない。それでも今日は気温が上がり、日中は15度との予報。春は紙一重先で待っているようだ。この大気が一吹きすればたちまちに春の世界に入れ替わるのだろう。参加者は15名、皆シニア大学卒業の面々。植物に詳しい方が揃っていて、枯れた木に新芽を見つけては足を止めてうんちくを語る。それが日頃運動不足の私には丁度いいペースになる。やがて珍しく、黄色い花?が横延びの枝にびっしりついた樹を見つけ、「ダンコウバイだ!」と大騒ぎしだした。他の人たちも全員、興奮気味に花に近づき、触ったり、匂いを嗅いだり、大喜びしている。漢字は「壇香梅」、春に先んじて咲く、まさしく春告げ花だと。これほどの満開状態はとても珍しいそうだ。あまりの皆の嬉しそうな顔につられて、私も一緒に笑顔、笑顔・・。一度見つけたら道の先々で何度も見られた。しかし道は少しづつ荒れだして、昨秋の台風の影響で、大岩ケ岳への登りは獣道状態。かろうじて枝にテープがついているが、携帯のナビを見る限り本来の登山道から大きく逸れだしている。それでも皆は力に任せて何とか正規の道に出ようと上へ上へと各自上がっていく。15名がバラバラになりかけた時、やっと沢の源流を過ぎ、尾根らしきが見えだして、先発隊の声が「こっちに道があるぞう」と聞こえた。怪我人が出なかったのは幸いだった。多分、もっと早い段階で正規の道があったはずだが・・。ともあれ15分後には大岩ケ岳山頂に到着。標高384m、低山だが三等三角点の見晴らしは360度。西北に広がる千刈湖が木立の間に垣間見えて美しい。その先には北摂の山々が連なっている。おそらく羽束山、有馬富士、大船山等々。皆で集合写真を撮って、下山開始。1時間ほどで見覚えのある千刈ダムに到着。ダムからの落水は迫力満点で、水煙を上げて神戸の大切な水源を担っている。そこから道場駅までは舗装された散策道。なんと山中で大騒ぎした「壇香梅」があちらこちらに咲いている。馬酔木やリュウキンカ、スミレ、ミヤマ踊子草など人里にはしっかりと春が忍び込んでいた。

    
 春の花・壇香梅           大岩ケ岳への山道は荒れていた        大岩ケ岳山頂からの眺めは360度

  
  千刈ダムは迫力満点


2018年5月14日(月) 摩耶山から長峰山へ

阪急・王子公園駅9:30→青谷橋10:00→行者堂11:00→12:15摩耶山(昼食)13:00→杣谷峠→15:00長峰山頂→六甲ケーブル下16:00→阪急六甲駅


月に一度のハイキング。いつもは北摂周辺だが、今回は六甲の摩耶山から長峰山へ。二つ目のピーク・長峰山はおよそ30年前に歩いたことがあるが、当時道が荒れていて、登りのコースを間違えた覚えがある。今回は逆の下りだが、しっかりしたリーダーの元、大勢で歩くので安心して道を再確認しながら歩いてみよう。
摩耶山へは今までほとんど市ケ原からの天狗道を登っていたので、青谷道の登りは初めて。木や花を確認しながらのゆっくり歩きで、知らぬ間に登れたという気がする。旧天上寺の山門をくぐり、長い階段を上りきる手前で、樹齢千年の大杉を見、雨上がりの史跡公園から、摩耶山頂(698.6m)三等三角点を通過する。昼食タイムはこの先の掬星台で、眼下の神戸の海を眺めながら、爽やかな初夏の風を受けてのんびり。そして午後は杣谷峠から長峰山へ。過去に迷いかけただけに気を入れてリーダーについて歩くが、思ったより道は明快で、迷いそうなところはない。ただ、あまり人が入らないマイナーな山だけに、道は少々荒れ気味で、特に下りは緊張をする場面が続いた。例によって途中、色々の木や花の名前が紹介されたが、せいぜい覚えられるのは三種類くらい・・。皆さん、シニア大学で勉強されたお仲間同士で確認し合い、実地の自然教室さながらで、細部に亘る眼力の鋭さには脱帽。阪急六甲駅で解散後も更なる親睦を目指して皆さんで飲み会へと向かわれた。

今日、【確認できた木】 イワガラミ・ベニドウダン・クロモジ・センダン・カマツカ・ニセアカシア・コアジサイ・アキグミ・コシアブラなど。
    【確認出来た花】 ギンラン・ミヤマナルコユリ・マムシグサなど。

    
 
旧天上寺の山門                           摩耶さん頂上・三等三角点 掬星台
    
 
ギンラン            イワガラミ            ベニドウダン           コシアブラ
  

 
2018年6月25日(月) 箕面散策コース (北摂の山を楽しむ会) 

阪急箕面駅9:40→萱野北小学校前バス停→医王岩→才が原→ババタレ道→政の茶屋(昼食)→自然研究路2号線→百年橋→箕面大滝→姫岩→一の橋→15:00阪急箕面駅


最近定着してきた「北摂の山を楽しむ会」例会参加。今回は第二月曜日が雨で順延となり、第4月曜日に開催された。コースはいつも鳥見で行く谷山谷コースと思っていたら、やや違う入口から入山。いろんなコースがあるので、一筋違うと未踏の地という感じで、結構新鮮な印象。やがて見覚えのある才が原池の傍に着いたが、池に向かわずそのまま左手に見ながら直進。道はしっかりしていて木漏れ日コースの道に出た。そこからはすぐにババタレ道に続き、政の茶屋で昼食。午後はいつも通るダムへの裏手の道を直登し、ダム横の研究路2号線に入り、30分ほどで百年橋に出た。以前から一度確かめたいと思っていた道なので、興味深かった。あまり人が入らないコースのようで、道が荒れ気味で、標識もあまり多くないので、いきなり一人で入るとちょっと不安になりそうな感じ。それでも最近かなり整備されたらしい跡もうかがえて、一度経験しておけば次回一人でも大丈夫だろう。百年橋からは大日駐車場を経て箕面大滝で集合写真。残念ながら、期待の滝道のアオバズクの所へは未だに通行止めで、姫岩から竜安寺まで別道で迂回。蒸し暑さがこたえる季節となり、皆さん駅前のタコ焼き屋さんで打ち上げだそうだ
    
 
箕面大滝             姫岩                コウゾの赤い実(中央)      クマノミズキ


2018年9月24日(月)六甲・シュラインロード (北摂の山を楽しむ会)

有馬口駅10:10→逢山峡・猪ノ鼻橋11:00→12:00シュラインロード入口→13:00昼食→行者堂→記念碑台→ガイドハウス→14:30ケーブル山上駅→六甲ケーブル下駅→3:20阪急六甲駅


月に1回のハイキング例会、今日は裏六甲のシュラインロードを歩く。神戸電鉄の有馬口駅に集合は、一駅手前の有馬温泉駅に比べひっそりと閑静な駅。歩き出して30分位で道は逢山峡沿いとなる。植物観察のベテランが次々と正確な根拠を披露して木々を判別していく。花はともかく、木はなかなか覚えられない。この会はやはりメモをしながら歩くべしと思う。通常の山歩きよりはるかに時間をオーバーしてシュラインロードに入るが、お昼を過ぎても行者堂に着かないので、途中1時頃腹の虫にギブアップ、昼食タイムとなる。道々色んな野仏が佇み、全部で33体あるという。その中で、行者堂の祠に座す役行者4体は特に有名。ここを過ぎると一路記念碑台へと向かい、ガイドハウスで一休み。丁度タカ渡りの時期で、テラスではカメラマンがしきりに空を見つめていて、サシバ・ハチクマが何度か通過したそうだ。ここからケーブル駅に出て、油コブシ道を下山する予定だったが、時間が大幅に遅れて居るので全員ケーブルで下山。ケーブルの窓からは もみじには少々早いが眺める山肌に秋の装いが漂っている。その先六甲駅まではバスに乗り、珍しく今回は飲み会に参加。
シュラインロード、逢山峡とも昔歩いたことがあるかもしれないがあまり覚えていず、のんびり秋の七草などを数えての山歩きはなんとも優しい気分で、癒しを感じた。


俳句を1句  「七草を 指折りかぞえ 花野行く」 
もう1句    「夕暮れを 滑るケーブル 薄もみじ」

【秋の七草】=お・す・き・な・ふ・く・は=女郎花・ススキ・桔梗・ナデシコ・フジバカマ・葛・萩


      
 
(山路)ヤマジノホトトギス  ツリフネソウ 群生していた  ツリバナの実(花弁が5つ)   センニンソウ
    
 
ママコナ             アケビ             ツチ(土)アケビ        行者堂
                                   

 


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